日本ではほとんど展開されていないものの、10年ほど前まで携帯電話でNo.1のシェアを持っていたメーカー、Nokiaのスマートフォンでユーザーの位置情報などのデータが中国サーバーに送信されていた疑いがあるとしてNokiaがあるフィンランド当局が捜査に乗り出したと発表しています。
送信が疑われているデータ
現在販売されているNOKIAブランドスマホはHMD Globalというメーカーが販売していますが、このHMD Globalが作ったスマートフォンで中国サーバーへデータが送信されている可能性があります。
送信されたといわれているのは、GPSによるユーザーの位置情報やSIMカードのデータ、端末の利用状況などあらゆるデータが送信されているとのこと。
いったいなぜ?
送信策はvnet.cnというドメインで、ドメインは中国の通信キャリアであるChina Telecomが所有しているドメインとのこと。 つまり中国キャリアがデータを監視していたことになるかもしれません。
HMDも海外サーバーへの送信が認める
HMD Globalはこれに対して、次のように声明を発表しました。
『調査した結果ソフトウェアパッケージングの不手際により、一部の当社デバイスにおいてアクティベーションデータが海外サーバーに送信されていたことがわかりました。』
『これらのデータは利用されておらず、第三者にも共有されていません。 またアップデートによりほぼすべての端末でこの問題を解決しました』
Phone Arenaのコメントでは、中国向けに用意していた端末設定が誤ってヨーロッパ販売版にも適用されていた可能性があるとしています。
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