現在タブレットで使われているペンは非常に便利なデバイスですが、紙に書くのとは感触が違います。 これは滑らかなガラスの上をペンを滑らせるのと、ざらざらな紙に鉛筆を動かすのの違いです。 タブレットに紙のようにざらざらな保護フィルムを貼り付けて感触を再現する方法もありますが、抵抗が増えるためペン側の負担が大きく、先端がすぐにすり減るなどの問題があります。
こういった問題を解決するべくアップルは異なる方法で感覚をユーザーに与える方法を調査しているようです。
ハプティックフィードバックシステム
アップルが新しく取得した特許、「ハプティックフィードバックシステム」はチップとハウジングに接続された磁気素子に磁場が誘導することで、ハウジングに対してチップを動かすことが出来るとのこと。 また触覚フィードバックを使ってテクスチャ感覚を再現し、ペンにまるで紙に書いているような感触をシミュレートするようです。
つまり、Nintendo SwitchのHD振動のような技術を使い、紙で書いているのに近い感触を再現するのかもしれません。
大きな問題解決か
現在のタブレット向けのペンの大きな問題はやはり感触です。 筆圧検知や傾き検知などの優れた技術があるにも関わらず、未だに「紙の方が書きやすい」と言われるのはこの部分が大きいように思います。 もしも解決出来るとすれば、Apple Pencilは他社よりも進んだペンになるかも知れません。
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Apple Pencil could better simulate drawing on paper with haptic feedback | AppleInsider
Adding onto research on tablet screens that could simulate a textured surface, Apple is looking at w ...
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Apple Pencil (第1世代)
(2024/10/13 00:22 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら商品価格と取扱状況は記載された日時の時点で正確で、また常に変動します。Amazon のサイトに表示された価格と取扱状況の情報は、この商品が購入されたその時のものが適用されます。)--