アップルの最新のスマートフォンOS「iOS 13.3」はセキュリティ上安全だと言われていますが、法執行機関にツールを提供しているElcomsoftはiOS12.0から最新のiOS13.3までのバージョンのすべてのデバイスからデータ抽出が可能になったと発表しました。
Checkm8を利用
これは殆どのAシリーズチップに存在する脆弱性Checkm8 エクスプロイトに依存している方法で、既にこの脆弱性がある機種ではiOSがバージョンアップしてもJailbreakすることが可能になっています。
ElcomsoftはiPhoneがBFUとして知られる最も安全な状態にあっても1495ドルのツールさえ使えば、データ抽出が出来るとのこと。
BFUは(Before First Unlock)の略で、電源がオフや再起動された直後の正しいパスワードを一度も入力されていない状態のiPhoneです。 これは非常に安全な情愛とされていますが、この状態であってもElcomsoft iOS Forensic Toolkitを使えば、殆どのデータを抽出できるようです。 例えば、メールアカウントとそのパスワードを抽出できます。
iPhone X以前の端末は注意
対象となるのはiPhone5sからiPhone XまでのすべてのiPhoneと同じSoCを使っているiPadが対象となります。 最新のiPhone 11シリーズ及びiPhone XSシリーズ、XRについてはCheckm8の脆弱性が使えないため、安全ということになりますが、それ以前のiPhoneを持っている人は注意が必要です。 なぜならiOSのバージョンアップでは修正出来ない脆弱性だからです。
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