スマホは常に持っている物なのでプライバシーは守りたいですよね。
そこで今回はiPhoneを初めとする
日本のセキュリティに関する話題を集めてみました。
日本人は危機意識がない
日本は平和な国なので基本的に国民は危機意識がなく
国や政府に頼り切って生活しています。
そのためプライバシー関連はもちろん、あらゆる面で
危機意識がないことが懸念されています。
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日本は立派な監視社会
映画や小説でよく耳にする監視社会という言葉ですが
実は日本は完全に監視社会なのです。
ポイントカードは加盟している運営会社間で購入履歴を共有し
その人物の趣向を調べるためのもの、
町中にある監視カメラは犯罪の現場を押さえることよりも
行動パターンをとるために運営されている場合があります。
一般的な携帯や車のGPSは位置情報を常に取得できますし、
ネットカフェやカラオケ店なんかでもかならず個人情報を控えさせられますから
あらゆる時にあなたの情報が記録されていることがわかりますね。
監視社会の危険性
まず初めに監視社会の危険性についてご説明したいと思います。
「損をするのは犯罪者だけ!」と思っている人はいるかもしれませんが
そんなことはありません。 プライバシーがない世の中では安全なことなんてないんです。
たとえばポイントカードの仕様履歴などのビッグデータは
加盟店であれば別の店舗のデータも引っ張ってくることが出来ます。
犯罪組織がもしその加盟店の運営に関わっているとすれば
あなたが何時にコンビニに来るか、どういうものを普段購入しているか
なんていう情報も簡単に手に入ることが出来ます。
引用文
人間は監視されていると囚人に意識を植え付けると服従、盲従、予定調和的な行動を招くと主張。
日本は事前通達なしで捜査に利用される可能性
日本の警察ではGPSによる監視はプライバシーとして見なしていないようで
何の許可もなくGPSでスマホの現在地を監視できるようです。
実際に車に無断でGPS装置を取り付け調べているのが発覚したときも
無罪の判例がでているようです。
→例:http://blogos.com/article/107260/
特にキャリアが販売しているガラケー、Androidスマホの多くでは
このバックドアを用意しており監視できる状態であるとのこと。
iPhoneに関しては現状未対応であるものの
アップルに協力を要請することもあるとのこと。
ただしアップルはGPS状況を取得していないと話ているので
iPhoneのGPS情報は第三者から見れないのかも知れません。
http://toyokeizai.net/articles/-/67988
アップルが警察に提供する情報
まずはアップルが警察に提供する情報についてです。
近年までiPhoneは暗号化されているので情報を外部から取ることが
出来ないと言われていました。
2014年にガイドラインの改正が行われロックされたiPhoneからでも
一部のデータを警察に提供することが可能になりました。
なおこれは法執行機関の令状とともに
アップルに要請があった場合に限ります。
具体的な抜き出し範囲
ロックされたiPhoneからの連絡先、
写真、ビデオ、iMessageなどのアップル純正アプリの
データの抜き出しが可能
抜き出せない範囲
Eメールやカレンダーの記録、
GPS(位置情報)はアップルからは
記録を抽出できないそうです。
※キャリアアドレス(@docomoなど)を使っている場合
キャリア側から情報が提供されます。
ただしその後iOS8で暗号化を強化し
アップルでもデータを取り出せないようにしたそうですので
現状ではどの程度までデータが抽出できるかは不明です。
諜報機関のスパイウェアについて
少し古い資料ですが諜報機関の資料によりますと、
脱獄状態のiPhoneであればスパイウェアを忍ばせることができるとのこと。
入獄状態についてはアップルはプライバシーポリシーを
定期的に改正しているので現在は不明です。
これに感染すると電話、SMS、MMSなどの盗聴、
連絡先やデータの抜き出し、マイクを通しての盗聴、
GPSでの位置情報のモニタリングとトレースが可能です。
資料ではAndroid、iPhone(脱獄済み)、Symbianは可能ですが
脱獄していないiPhone、WindowsPhone、Blackberryについては
情報を抜き出すことはできないとのこと。
ちなみにこのスパイウェアは日本でも使われている物です。
iCloudのセキュリティについて
基本的にすべての情報を暗号化し、
アップルではない管理会社のサーバに補完しているため
アップルは中身を見ることが出来ないそうです。
ちなみにサーバの一部はMicrosoftにあるんだとか。
キャリアサービスはつかわない方が無難
メールアドレスの「@wzweb.ne.jp」や「@docomo.ne.jp」、
「@yahoo.co.jp」など日本で多く使われているメールサービスは
暗号化が全くされておらず盗聴される危険性があります。
実はMicrosoftは暗号化に力を入れてる
一部でNSA(米国諜報機関)に情報を渡しているなどと
報道されて以来Microsoftはセキュリティをいっそう強化しています。
具体的にはOutlook.com、Microsoftアカウントのメールの暗号化、
Windows Phone搭載スマートフォンはすべてのデータを自動で暗号化、
通信はすべて暗号化通信などセキュリティに特化しています。
各国の政府にはソースコードも公開しており、バックドアがないことを証明しています。
プライバシーを守るために知っておきたい知識
・GPS(位置情報)は手動でオフに。
むやみに位置情報を送信しないように定期的にオフにしましょう。
ただしバックドアが合った場合は意味がないです。
・暗号化したメールを使う
暗号化したメッセージサービスを使いましょう。
「@yahoo.com」「[@ezweb.ne.jp」「@docomo.ne.jp」など
キャリアのメールアドレス、国内の有名アドレスは暗号化非対応です。
比較的暗号化が強力な無料アドレスOutlook.comをつかうことをおすすめします。
・危険なアプリは使わない
LINE、カカオトークをはじめ
セキュリティリスクの高いメッセージアプリは使わないでください。
代用としてセキュリティの高い
→LINEやカカオトークは韓国では利用者激減。 情報監視問題。
・インターネット通信の暗号化
もしあなたがセキュリティをもっと上げたいなら
パソコンの通信をすべて暗号化するVPNの導入をおすすめします。
これを行うと暗号化通信を行えるようになります。
→Private Internet Access で完全匿名化
・セキュリティ意識が高い人は何を使っているの?
オバマ大統領の場合
カスタマイズされたBlackberry。
メール、電話、Webしかつかえなくされており
Angry birdsすら起動できないとのこと。
Blackberryはすべての通信、データを暗号化して
管理してくれるのでセキュリティリスクがすくないようです。
麻薬密売人(ディーラー)の場合
日本では仕様が違うため使えないのですが
一番人気は「Nokia 8210」というガラケーだそうです。
メール、電話しか使えない物の「GPS」がついていないため
セキュリティリスクがなく安全。
またバッテリーが非常に長持ちで使い勝手がいいとのこと。
安価なので簡単に捨てれるというメリットもあるとのこと。
日本ではセキュリティが強固なスマホ、
WindowsPhoneかBlackberryあたりの
SIMフリーを使うことしかできないと思います。
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日本では今後マイナンバー制度を始め
さらに個人情報の問題が大きくなってきます。
正しい知識を身につけて個人情報をまもりましょう。