iPhoneを買おうか迷っているあなた! iPhone8にiPhone X、様々な機種やモデルが出そろいましたが、お店では旧モデルを含めて併売されていることもありどのモデルにするか決めかねている人も少なくないと思います。
iPhoneの購入でもっともよく迷うポイントがやはりストレージ容量です。
ストレージとは、画像や音楽、動画、アプリを保存するためのもので、容量が大きいほどたくさん保存でき、少ないほど少ししか保存できません。
iPhoneではMicroSDカードのようなものでストレージを追加することができないため、購入した機種の容量が基本的にその機種の容量になります。
しかし容量が少ないモデルは格段に安く、高いモデルはやや割高になるというのがiPhoneの価格設定なので今回はモデル容量別にどういう人におすすめなのか、どういった違いがあるのかをご紹介します。
機種の選び方
まずは端末の種類を選びましょう。
iPhone SE
4インチのコンパクトなボディが魅力のiPhone。
最近のスマホにしては画面がかなり小さめですが、片手でも操作しやすいので一部から熱狂的な支持を受けているモデルです。
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iPhone 6s、iPhone 6s Plus
デザイン的にはiPhone 6s、7、8はほとんど変わらないのですが、動作速度(アプリの起動速度や切り替え速度)、カメラの画質が異なります。
欠点としてはApple Pay非対応ということがあげられます。
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iPhone 7、iPhone 7 Plus
日本のApple Payと防水に対応したiPhone。
今購入するとiPhone8よりかなり安いので格安でiPhoneを手に入れたいならおすすめ。
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iPhone 8、iPhone 8 Plus
最新の最も人気のiPhone。
置くだけで充電できるワイヤレス充電Qiに対応。
より速く、よりきれいなカメラを搭載。
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iPhone X
ともかく新しいiPhone。指紋認証ではなく顔認証を採用。
前面部がほぼディスプレイだけという最近のトレンドにそったデザインです。
高価な上基本的にiPhone8シリーズと性能は変わりませんが、デザインがかっこいいのでマニアにはおすすめ。
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容量の選び方
実は最近のiPhoneのストレージは2種類となっています。
iPhone SE、iPhone6、iPhone7シリーズは32GBと128GB。
iPhone 8シリーズ、iPhone Xについては64GBと256GBとなりました。
なのでiPhone Xの128GBなどは発売されていないので、購入する際はお気を付けください。
もしも予算が十分にあるのであれば、容量は大きいものを選ぶことをおすすめします。
というのも容量は余裕があるほど快適だからです。
たとえばあなたが写真や音楽を普段iPhoneにたくさんいれてきっちりいれて困っていないとしても、新しくアプリを入れたり、写真を撮る際に「容量が足りない」とエラーが表示され、写真が撮影できなかったらショックですよね。
なのである程度容量にはゆとりがある方がよいのです。
容量に依存しないスマホの使い方
では少ない容量でやりくりするにはどうすればいいのでしょうか。
・無駄にファイルを入れない
・大容量ゲームや動画、音楽は最小限に
・クラウドを徹底的に使いこなす
上記の通りです。ではここから少し細かく説明していきます。
まず「クラウド」とは何かご存知でしょうか。
英語で雲を表す言葉ですが、コンピュータの世界では簡単に言えば、本体ではなくインターネットを通した場所を利用するということです。
たとえば音楽であれば、アプリを通してインターネットで受信しながら聞いたり、動画であればYouTubeのように、保存せずにダウンロードしながら見るといった形です。
クラウドであれば、本体の容量を消費せずに利用することができます。
ただし、パケット通信料が大きくかかる場合があるので、オフラインとうまく併用しながら使うようにしましょう。
次に「クラウドの活用方法」です。
まず自分の撮影した写真や動画についてですが、これは「Googleフォト」というアプリに保存しましょう。 これはGoogleアカウントがあれば無料で使えるアプリケーションで、アプリに写真を保存しておけば、写真や動画が無制限に保存しておけます。
機種変更したり、不意にデータが消えてしまってもGoogleフォトのアカウントとパスワードさえあれば大切な写真や動画がすぐに復活できるので、容量に困ってなくてもiPhoneを購入したらまずいれたいアプリ。
つぎに音楽を聴く場合は「Spotify」をはじめとする有料音楽アプリを利用しましょう。 これは月額980円程度で音楽が聴き放題なストリーミングアプリ。 人気J-POPから洋楽までいろいろな曲が配信されています。 もしもSpotifyなどにない自分のCDの音楽が聴きたいという場合は「Google Play Music」を使いましょう。 これは5万曲まで無料でアップロードして使えるクラウド音楽プレイヤー。 パソコンでCDを取り込んでここにアップロードしておけばいつでも音楽が楽しめます。 またこの手のアプリはオフライン化(ダウンロード)できるので、よく聞く音楽だけはオフラインにしておくことでパケット代節約にもなります。
そして動画(映画やテレビドラマ)を見る場合「Netflix(やAmazonプライムビデオなど)」を利用しましょう。 これは月額980円程度でみれる動画見放題アプリ。 コンテンツは洋画、海外ドラマ、日本のドラマやアニメ、映画など多岐にわたるコンテンツが配信されています。 Netflixやプライムビデオなら動画を一時的にオフライン化できるので、出先で見たい番組をあらかじめWi-Fi環境でダウンロードしておくことで、パケットを使用せずに視聴できます。
こういった機能をうまく使い、最小限のオフラインキャッシュを利用することで動画や音楽、画像の容量を極力減らしながら、快適に使える自分の環境を作ることが少ない容量で使うカギになります。 (もちろんそもそも容量を使うようなことをしないという人はクラウドを使う必要もありません)
そもそもiPhone以外のスマートフォンではダメなのか?
機種を決められないという場合、そもそもiPhone以外の機種を選んではいけないのかも今一度考えてみてください。
iPhoneを選ぶことが一番無難ですが、安い機種で選ぶ場合、iPhoneよりもコストパフォーマンスに優れた機種はいくらでもあります。
色々自分に合った機種がないか探してみるのも良いですし、よくわからないけど良い機種が欲しいなら「ファーウェイ」が発売しているラインナップから選ぶことをおすすめします。高級機種はもちろん、廉価機種でも非常に高い性能をもった機種が発売されています。
まとめ:それではあなたが選ぶべきモデルは?
結局あなたが選ぶべきモデルはなんでしょうか。
予算に応じて決めるというのはもちろんなのですが、旧モデルの「32GB」は避けた方がよいです。 もちろん電話とメール、インターネットやYouTubeくらいしかしないというならよいかもしれませんが、写真や動画をとったり、ゲームアプリなども楽しみたいと思っているなら容量に少しでも余裕があるモデルをおすすめします。
特に旧モデル(iPhone7、iPhone6s、iPhone SE)などでは32GBモデルはおすすめしづらいです。 使い終わった後の買取価格や下取り価格が非常に安くなる可能性が高く、128GBモデルにしておけばよかったと後悔する可能性が高いからです。
最近のモデルでは64GBと256GBモデルは1万7000円ほどのかかく差があります。 容量に2万円近い価格の差があることに価値が見いだせるかどうかは微妙ですが、もし下取りや売却を使い終わった後に行うことを検討しているなら、将来1万円近い価格差がつくこともあるので、大きいサイズを選んでおいた方が無難です。
とはいってもこの記事を書いている私は容量が少ないモデルでも十分じゃないかとおもっていたりします。 というのも上記に書いた「クラウドを使った容量節約術」を積極的に取り入れているので、小さなストレージの端末でもあまり容量で困ったことがないからです。
自分に合ったモデルがなにか、この記事を読んで少しでも参考になれば幸いです。