現在利用できるすべてのキャリア(au by kddi、Softbank、DoCoMo)で
絶賛実施中の速度規制問題。
今回はその速度規制をまとめたいと思います。
速度規制ってなに?
iPhoneを1ヶ月で7GB以上の通信を行った場合、
そのユーザーの通信を非常に遅い状態へと制限される状態。
また3日で1GBの通信を行ったユーザーにも同様の処置が設けられる。
どれくらい遅くなるの?
128kbpsに制限されます。
これは本当に遅いので、YouTubeどころか
safariでインターネットを楽しむのもきつくなります。
いつまで遅くなるの?
その月の末日まで制限されます。
(ソフトバンクの場合は請求の締め日まで制限されます)
制限を解除することは出来るの?
有料ですが可能です。
ドコモ128kbps通信解除、auエクストラオプション、ソフトバンクの
通常速度に戻すお申し込みを各種Webサイトから申請すると
2625円で2GB分の通信を買うことが出来ます。
これでいったんは回復しますね。
規制内容
DoCoMo | 1ヶ月7GB 3日で1GBを超えた場合 当月末まで128kbpsまで規制 2625円で2GBの転送量を追加購入可能。 一見安定しますがMVNOなどにサーバを提供しているせいか |
au by KDDI | 1ヶ月7GB 3日で1GBを超えた場合 当月末まで128kbpsまで規制 2625円で2GBの転送量を追加購入可能。 ただしWimaxは規制がないため |
SOFTBANK |
1ヶ月7GB 3日で1GBを超えた場合 請求締め日まで128kbpsまで規制 2625円で2GBの転送量を追加購入可能 ソフトバンクは規制されるほど使っていなくても |
規制されるとどうなるの?
128kbpsまでしか通信速度がでなくなります。
これにより実質的にほとんどのサービスがまともに動かなくなります。
規制を回避するために覚えておきたいこと
Wi-Fiを積極的に使おう
Wi-Fiでの通信は速度制限の対象にはなりません。
自宅や職場など可能な限りWi-Fiで通信すれば
規制にかかることはあまりないので必ず導入しましょう。
Wi-Fi内であればiPhoneは非常に快適に動作しますし、
壊れたときのバックアップなんかも自動でとってくれるようになります。
またご自宅にパソコンなどがない場合Wi-Fiを設置することを
おすすめします。
例として加入者の多いソフトバンクの場合
実質負担514円からWi-Fiモデムとインターネット回線を
利用できるサービスもあるのでこちらを利用すると安く使えます。
auひかりも一緒に使うと安くなるのでauユーザーの人は
お得じゃないでしょうか。
外出先で動画の視聴は控えよう
3G/LTE通信を使ってYouTubeやニコニコ動画などの動画視聴サービスを使うと
結構簡単に通信許容量を超えてしまいます。
お気に入りの動画はWi-Fiでキャッシュに保存しておくなど
できるだけ通信を節約しましょう。
Wimax+auなら規制なしでデータ通信
外でネットを楽しみたい人はWimaxを検討してみるのもいいかもしれません。
通信速度の規制がないプランも用意されています
Web閲覧は圧縮対応アプリで。
Webの情報をサーバで圧縮してから送ってくれるサービスを利用すると
サイト閲覧時の通信負担が大幅に減少します。
ここではおすすめのアプリをちょっとだけ紹介。
Opera Mini Web browser - Opera Software ASA
通信速度が遅い場所でもサクサク!
初期型であるiPhone3Gでもさくさくに動くのは
さすがとしか言いようがありません!
ただしスマホサイト表示の再現性が今ひとつ。
無料で快適に動作するのを目指すならおすすめです。
MercuryウェブブラウザPro - iLegendSoft
最もおすすめのブラウザ。
普段使いはもちろん、圧縮にも対応しているので
通信規制時でもsafariより快適です。
プラグインにも一応対応しており
Lastpassなどのサービスが利用できるのも魅力。
まとめ
最近のLTEの128kbps通信規制は正直かなり遅いです。
YouTubeなどの動画はもちろん、ネット閲覧やアプリでさえまともに楽しむことはできません。
こうなってくるとiijmioなんかの200kbpsが安定して利用できる
MVNO系SIMのが安心して使えるような気がしてきますね…。
ケータイ電話会社各社もっと頑張って欲しいです。