AppleはまだiPhone 6のサポートを続けています。しかしいつまでも同じスマートフォンを使い続けることはできません。今回は最新のiPhone SE 第2世代とiPhone 6の違いを比較、アップグレードの検討の材料になる情報をまとめました。
iPhone 6 vs iPhone SE 第2世代の大きさ
- 2020 iPhone SE – 138.4 x 67.3 x 7.3mm、148gms、IP67認定、第2世代。Touch ID
- iPhone 6 – 138.1 x 67 x 6.9mm、129gms、Touch ID、3.5mmヘッドフォンジャック
2020年のiPhone SEのデザインは、基本的にiPhone 6/iPhone 6と同じ物です。デザインの前面デザインは全く同じですが、背面はわずかに異なっています。ガラス素材となり手に馴染むようになっています。ガラスはQiワイヤレス充電をサポートするために使われています。
ガラスボディは耐久性の面で考えると壊れやすくなりますが、ケースを使うことで衝撃を和らげることが出来ます。
iPhone 6シリーズで問題だったBendgate問題はiPhone SEにはありません。
ディスプレイ
- 2020 iPhone SE – 4.7インチRetina HD、1334 x 750解像度、326 ppi、ハプティックタッチ、625nits輝度
- iPhone 6 – 4.7インチRetinaディスプレイ、1334 x 750解像度、326 ppi、500nits輝度
ディスプレイの大きさや仕様はほぼ同じです。ただしiPhone SE 第2世代はより高い輝度レベル、優れたコントラスト、優れた視野角によって美しく見えるディスプレイとなっています。 紙の上では同じに見える性能ですが、画面を見れば、iPhone 6ユーザーであれば品質の違いにすぐに気づくはずです。
チップセット
- 2020 iPhone SE – A13バイオニック、第3世代ニューラルエンジン
- iPhone 6 – A8チップ
iPhone 6に搭載されているA8チップは発売当時は非常に高速な物でした。しかしそれも過去の話です。アップルでさえ、既にサポートを終了しており、A8チップ搭載のiPhone 6を使い続けるのはそれだけで困難と言えます。今後非対応アプリもどんどん増えてくるでしょう。
一方でiPhone SE第2世代はiPhone 11シリーズと同じ最新のA13 Bionicプロセッサです。重たい3Dゲームはもちろん、日常のアプリやタスクもサクサクと完了させることが出来ます。
通信
- 2020 iPhone SE –ギガビットLTE、Wi-Fi 6、Dual-SIM、Bluetooth 5.0、リーダーモードのNFC
- iPhone 6 – LTE、Wi-Fi ac、Bluetooth 4.2、NFC
iPhone SE 2020はiPhone 6よりも高速なLTE、Wi-Fi、Bluetoothに対応しています。ギガビットモデムにより、モバイルデータ通信の速度改善だけでなく、電波の悪い場所でも優れた通信が可能となります。さらにeSIMにも対応しており、海外での利用にも最適です。NFC、Epressカードはバッテリーが切れても機能します。
カメラ
- 2020 iPhone SE – 12MP、f / 1.8絞り、OIS、ポートレートライトニング、ステレオ録画、4K 60fpsビデオ録画、7MP f / 2.2 FaceTime HDカメラ
- iPhone 6 – 8MP、f / 2.2アパーチャ、フルHD 60fpsビデオ録画、1.2MP f / 2.2 FaceTimeカメラ
iPhone 6から乗り換える場合、カメラは数世代の違いを感じられる物です。 iPhone SEはダイナミックレンジ、色味、そして細部までキャプチャーできる強力なカメラがあります。また、4K/60fpsでのビデオ撮影も可能となっています。フェイスカメラは120万画素から700万画素にアップグレードされ、圧倒的な違いがあります。
iPhone 6からiPhone SE 第2世代で買い換えるべき理由
iPhone 6をあなたがどれだけ気に入っていても、寿命はちつかやってきます。 iPhone SE第2世代は同じサイズ感なので、iPhone6sを使っていても殆ど使用感を変えることなく使えるはずです。iPhone SEは強力なパワーですべての作業を高速化、よりパワフルなカメラを提供します。
わずか5万円前後で手に入る最新のiPhone、新しいiPhoneを手に入れるなら十分選択肢にいれるべきです。
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