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XPERIA 1、DxOカメラ評価が酷い! iPhone8にも劣る評価に。

カメラの総合パフォーマンス評価サイト「DxOMark Mobile」によってソニーの最新機種Xperia 1のカメラレビューが掲載されています。 ソニーが満を持してリリースしたXperia 1は多くのファンから高い評価を得ていますが、一方でカメラレビューサイトの評価は酷い結果となってしまいました。

 

Xperia 1の仕様

  • トリプルカメラ
  • プライマリ:12Mp 1 / 2.6インチセンサー、26mm相当f / 1.6 アパーチャレンズ、OIS、デュアルピクセル AF
  • 超広角:12Mp 1 / 3.4″センサー、16mm相当のf / 2.4開口レンズ
  • Tele:12Mp 1 / 3.4″センサー、52mm相当のf / 2.4開口レンズ、OIS、PDAF
  • LEDフラッシュ
  • 2160p(4K)/ 30fpsビデオ(デフォルト設定で1080p / 30fps)

レビューの方法について

DxoMarkのレビューがおかしい!方法が非公開なのではないか!という声もちらほらネット上では見かけますが、DxOMarkのレビュー方法は公開されています。

スマートフォンカメラのレビュー、スコアリング、分析はDxOMarkのエンジニアチームによって管理されているラボ内、屋内、そして屋外の自然シーンにおいて1500以上のテスト画像、2時間以上のビデオキャプチャーに基づいて評価されます。

詳しい計測方法はこちら(英語)に掲載されていますので、気になった方はご確認を。

 

カメラ性能が低いと評価されたワケ

ソニーの最先端カメラハードウェアが搭載されているにもかかわらず、Xperia 1は他社の競合製品と同等ではなく、1~2世代前のパフォーマンスとなっています。 市場のフラッグシップであるGalaxy Note 10 Plus 5Gに比べると20ポイント以上の大きな差を開けられており、2年前のアップルiPhone 8と比べてもスコアを下回り、さらにXiaomi Pocophone F1のような昨年の廉価機種と同等とまで来ています。

Xperia 1のカメラ性能が低く評価された理由は露出とコントラストに問題があることがあります。 画像の通り、XperiaのHDRは屋外でトリガーされるとは限りません。 またそうであったとしても、明るい光のシーンであっても露出不足になる事があります。

他社のスマートフォンと比較するとXperia 1は屋内撮影に置いて著しく暗く撮影される傾向にあります。

正しバックライト付きポートレート撮影のサンプルショットでは、ファーウェイスマートフォンもサムスンスマートフォンも被写体の露出はソニーほどよくはありません。 サムスンはより詳細な風景を撮影していますが、被写体の露出は不足しています。 またファーウェイに置いてもソニーよりも被写体の顔が暗く写る傾向にありました。

 

色味は良い、ただしピンクになりがち

Xperia 1は殆どのシーンで色を綺麗に撮影し、鮮やかな写真を釣り出来ます。 ただし時々非現実的な色となることがあります。 またホワイトバランスは良好ですが、一部の屋外シーンではピンクな色になりがちとなります。 これはアップルやサムスンのスマホと比較するとよりわかりやすいものです。

 

オートフォーカスの早さは強み

ソニーXperia 1の精度がオートフォーカスは1つの強みです。 20luxの低光量であっても拘束で、正確、再現性があります。

 

総合評価

Xperia 1は21:9のアスペクト比や24fps撮影、カラーマネジメントプリセット、ユニークなムービー機能などがありますが、今回のテストでは純粋な性能を比較するために評価されています。 これらの機能が役立つと考える場合、Xperia 1はは評価されるかもしれません。

しかし基本的な性能とパフォーマンスは古いスマートフォンや廉価スマートフォン級であり、カメラのハードウェアがいくら最新のものであっても、成功するにはソフトウェアの調整も必要であることが示されています。

 

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