アップルがiPhone XにKinectを採用しているとThe Vergeは報道しています。
Kinectとは?
マイクロソフトが2011年に発売したセンサー。
Xbox 360と一緒に使うことでコントローラなしに骨格を認識して操作できるというデバイスでした。
Kinectは家電としては1000万台に最も早く到達したデバイスとしてギネスにも乗っている大ヒット製品で、ゲーム分野以外にもロボットなどにも多く活用されました。
このKinectの開発に関わった企業PrimeSenseをアップルが2013年に買収したことで、2017年の今小型化してKinect(とほぼ同じ物)をiPhoneに搭載できるようになりました。
枝分かれしたKinectの深度センサー技術
Kinectは当時唯一無二のデバイスでしたがPrimeSenseが買収された後、Microsoftは独自のKinect v2 for Xbox Oneを2013年に発売しています。
これはフルHD解像度、最大6人までの同時認識対応、心拍数や筋肉の動きまで読み取れるようになるなど大きく進化したデバイスです。
丁度iPhone X同様、3Dで顔を読み取って顔認証する技術もXbox Oneに採用されています。
IntelはReal Senseを開発し、一部PCゲームで顔を読み込めるなどを発表していた他、Windows Helloなどの開発に参加していました。
コンパクトなiPhone XのMini Kinect、TrueDepthカメラ
iPhone XのKinectことTrue DepthカメラはFace ID用のカメラなので、顔を認識することに特化しています。
そのためユーザーの表情を読み取ることが出来ます。
Kinectも表情認識は出来ましたが、このサイズに収めたのは流石アップルとPrimeSenseですね。
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