アメコミ原作映画が最近はやってますよね。「スーサイドスクワッド」「デッドプール」「アントマン」「バットマンvスーパーマン」などDCやマーベルなどの大手のアメコミはシリーズ物として映画を毎年何本もリリースしています。 ところでアメコミってアイアンマンやスパイダーマンのマーベルやバットマンやスーパーマンのDC以外にもあるって知ってましたか? 例えば「Spawn」は日本でも人気でしたし、「トランスフォーマー」もアニメより前にコミックで設定が作られました(当時はマーベルだったそうですが)。 ミュータントタートルズもアメリカではコミックとして生まれた作品です。
実はファミコンを代表するゲームだった?
日本ではファミコンやスーパーファミコンでリリースされたタートルズのゲームを遊んだことがあるという人も少なくないのではないでしょうか。
実はファミコンのゲームで世界で6番目に売れたゲームが「激亀忍者伝(Teenage mutant Ninja Turtles)なんです。
これは7位のドラゴンクエスト3 そして伝説へよりも上ということで、コナミが発売したファミコンゲームでは1番売れた作品です。
ちなみに日本ではスーパーファミコン、メガドライブで出て以来ゲームは出ていませんが
海外ではゲームキューブ、PS2、Xbox、Xbox360、Wii、WiiU、XboxOne、PS4、PS3などでも新作ゲームが発売されています。
待望の新作映画
2007年にCG映画で返ってきて以来、アニメ会社の破産7年も続いた人気アニメが打ち切り、コミックの権利元会社も経営難でタートルズの全権利をニコロデオンに売却するなどタートルズ関連はかなりゴタゴタしてました。 この関係で制作中だった新作CG映画は没になりニコロデオン、パラマウントの新体制で作られたのが今回の映画となります。
今回のパラマウントのタートルズ、なんといってもキャラデザが気持ち悪い。 やたら肌がベトベトし、でかく、まさに化け物っぽいデザインになっているのだ。マイケルベイ監督によると元々エイリアン設定で作ろうとしていたのだからそれも納得だ。
エイプリルオニール役は「トランスフォーマー」でおなじみのミーガンフォックス。
この映画はアクション満載のアクション映画だ。 小難しいことを考えるほどのストーリーはないしともかく彼らタートルズの戦いにフォーカスを当てている。 マイケルベイ映画らしく派手な光やCGをふんだんに使ったアクションは迫力があり特に雪崩を滑るシーンは一見の価値あり、タートルズの過去作の設定を知らなくても本作が新シリーズ1作目なので心配する必要はない。 壮大なタートルズの世界を楽しむなら本作から見始めるのもいいだろう。
酷い吹替
実のところこれ、私がみた映画の中で吹き替えが酷い映画トップだと思っています。演技にもムラがあるのですがそれ以上にキャスティングが酷すぎる。
よくエイプリルオニール役のベッキーが酷いという声を聞きますが、正直ベッキーはマシではないかと思うほどです。
エイプリルの働くテレビ局の上司役に泉ピン子が吹き替えておりベテラン俳優なのですが映像と全く異なる方向の演技をして違和感しかありません。
特にヤバいのがタートルズの師匠であり父のスプリンター先生の声がタートルズの声よりも若いカンニング竹山。 演技がどうこう以前に声が若すぎるのでタートルズよりも若く聞こえるのは本当に酷かったです。
まあタートルズの新しいアニメ、日本でまったくあたらなかったそうである程度芸能人で話題作りしたくなるのは仕方ないのかもしれませんがクオリティに大きく影響を与えるようであればはっきりいって見た人ももう二度と見たくなります。
それなら字幕で見ればいいのでは?と思われるかもしれませんが私の住んでいる地域では劇場公開は吹替しかありませんでした・
次回作、「アウトオブシャドウ」ではこれらの声優は変更となったのですが時既に遅し。前作を吹替で見た人は映画館にもう一度来ることはなくかなりこけてしまったようです。
ともかくNetflixでは吹替・字幕で配信されていますので字幕で見ることを推奨します。
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