ソフトバンクが買収している米国の通信キャリアSprintとT-Mobileの合併契約が7月29日まで延期されることに合意したと報道がありました。
この延長は証券取引委員会に提出されたことで明らかになったもので、2つの通信キャリアが連邦通信委員会と米国司法省の両方に承認されるまで時間を要することが理由とされています。
合併へ壁
司法省はこの契約によって競争に影響があるかどうかを調査しています。司法省のMaken Delrahim氏はCNBCのインタビューに対してT-MobileとSprintの合併はまだ決定を下しておらず、両者からさらなる情報を待っているところだと述べたとのこと。
もともとT-MobileとSprintは2018年4月に合併の計画を発表していました。 承認されれば、合併は米国における通信キャリア4つのうち2つが合併し、キャリアが3つになることになります。
日本人にとってのメリットも。
遠い国アメリカでの話ですが、日本人にとってメリットがないわけではありません。 ソフトバンク傘下のキャリアであることをいかし、ソフトバンクは「アメリカ放題」というサービスを提供しています。
これはアメリカのスプリントのネットワークをソフトバンク会員であれば追加費用なしで利用できるという画期的なサービス。
つまりアメリカにいながら日本とまったく同じように通信ができるというサービスなわけです。
このサービスの通信エリア向上なども期待できるだけにアメリカに行く機会があるソフトバンクユーザーにとってはT-Mobileとの合併は影響があるといえそうです。
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