格安SIMのFREETELが広告などで使用している「業界最速」「シェアNo.1」「SNS通信料無料」が根拠がなく誤解を招くとして再発防止を求める措置命令を出しています。
紛らわしい表現が多いFreetel
プラスワンマーケティングが提供する格安SIMサービス、FREETELですが誤解を招く表現が多いとして不当景品類および不当表示防止法により訂正することを命じました。
回線速度やシェアNo.1という売り文句に根拠なし
業界最速!というのは測定条件なども明らかになっておらずNTTドコモ(親回線)とほぼ同等の通信が可能というグラフを公開していますが実際にはそれほど早くないということや、シェアNo.1というのはヨドバシカメラが販売した格安SIMの販売実績のみで市場シェアNo.1化のように表現しているというのが優良誤認を招くとしています。
SNS通信料無料にも落とし穴
Freetelの売りのサービスSNS通信料無料はAppstore、LINE、ポケモンGO、WeChat、WhatsApp、Twitter、Facebook、Instagramのうち一部の機能が無料になるというものですが全て無料のように誤解させてしまうとしています。
今回の件以外にも紛らわしいプランが・・・
今月より開始された「スマートコミコミ+」プランでは月額999円からスマホ本体、通話料、パケット通信込みで使い放題になるという一見素晴らしいサービスですが、「分割の本体台が3倍以上になり実質3年以内に解約できなくなる(しかも本体料金がかなり割高になることはサイトには明記されていません)」「1年目だけ999円で2年目からは2680円~の普通の料金」といった落とし穴があります。
ソース:
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_170421_0001.pdf
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