先日発表されたiPad Proの新モデルでは、新しいApple Pencilや薄いベゼルなど様々な新機能が追加され国内外で大きな話題となりました。
iPad Proは注目度も非常に高い製品ですが海外では既に大手メディアが先行レビューを掲載しておりその内容を9to5Macがまとめていたので、気になった部分を抜き出してみましたよ。
iPad Proのレビューの抜粋
- CNET「大きくて美しいタブレット、だが妥協点は多い」
- Engadget「サイズが重要、USB-Cが大きな変化だがイライラすることも」
- ラップトップマガジン「最強のモバイルデバイス、だがSurface Proはさらにオールインワンマシン」
- Mashable「12.9インチモデルは”究極”、iOSの制限は悪いことじゃない」
- PocketLint「MacBookに変わる物ではないが、モバイルユーザーにとっては変わる可能性がある」
- TechCrunch「キーボードやペンシルがないとデバイスを最大限に生かせない、これは追加コストが高くつき、ノートPCではないものに余分なお金をかける必要がある」
- TechRaider「狂った性能のパワー、しかし殆どのユーザーがこの価格の価値を見いだせるかは疑問」
- Verge「強力な物だが、MacBookの代用品にはならない」
- Wired「一部の人にとってはPCの代わりになるが、殆どの場合制限が多すぎる」
そのパワー、本当に必要?
アップルの発表会では最新のコンソールゲーム機「Xbox One S」に匹敵するパワーだとアピールされました。家庭用ゲーム機級の性能が、こんなに薄い板に入ってるなんて信じられないほど素晴らしい物ですよね。
しかし一方で、この高性能さを生かすことが出来るシーンはiPadではごく僅かです。 ”コンソールゲーム機とはほど遠い品質の”お気に入りのスマホゲームをプレイするときくらいにしか役に立ちません。
iOSの制限は強みであり、弱点である
「アップルの製品は使いやすい」というのが一番アップルを選ぶ理由ではないかと思うのですが、それはシンプルな機能だから実現出来ていることです。
なのでノートパソコンのように複雑な作業をしようとすると、途端にiOSデバイスは使えないことが多いことが気づかされます。
Webやメール、動画視聴程度であれば最高のOSかもしれませんが、仕事で使うような作業を行うにはまだまだ課題が多いのも現状といったところでしょうか。
普通のiPadで十分かも?
普通のiPad(2018)はお値段4万円と非常にリーズナブルですし、アップルペンシルも利用できます。 iPad ProになるとライバルSurface Proとほぼ同じ値段になってしまうので、仕事で使えるアプリが多いSurface Proの方が優位な点が多いのも事実。
個人的には後は”マウス”が対応すれば、文章作成くらいならiPadで十分かとも思うのですが、タッチ操作だけだと頻繁に操作が必要な作業は効率が悪いと感じてしまいます。
純粋にスマートフォンの延長上で使うのであれば、安価でパフォーマンスに優れた普通のiPad(2018)でも十分かも知れませんね。
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