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2019年もiPhoneは液晶ディスプレイ採用、有機ELはハイエンドのみに。

アップルは有機ELの全面採用戦略を修正し、引き続きLCD(液晶ディスプレイ)も続けていくという予想が出ているようです。

 

現在のiPhoneのディスプレイ

今現在発売されているiPhoneは、iPhone8とiPhone 8 Plusが液晶ディスプレイ、iPhone Xのみが有機EL(OLED)ディスプレイを採用しています。 iPhone7以前のモデルについてもすべて液晶ディスプレイが採用されています。 有機ELは黒に強い、消費電力が少ない、薄型化が可能といったメリットがあり、アップルは将来的に全面的に有機ELを採用していくとみられていました。

 

コストが問題か

韓国メディアThe Bellの報道によりますと、2019年の新モデルのiPhoneはLG DisplayによるLCDパネルとのこと。 これは2017年に発売された高価格のiPhone Xが予想以上に売れず、価格に消費者が敏感であることから有機ELディスプレイの採用を諦めたと報じられています。

iPhone Xは1000ドルを超えた価格設定で、日本でも10万円を超えていたことから売り上げについても当初の予想よりも少ないとされていました。

 

有機ELは珍しくはない

しかし有機ELディスプレイは現代では珍しい物でもなくなってきています。

SamsungのGalaxy S9、Huawei Mate 10 ProやP20 Pro、OPPO R11s、LG V30+など多くのメーカーのモデルで有機ELディスプレイ採用モデルが登場しています。

有機ELディスプレイ採用機種の中では3万円台のミドルスペックのものもあり、決してハイエンドモデルだけに採用されているわけではありません。

 

今年のモデルの予想

今年登場するiPhoneはどうなるのでしょうか。 恐らく5.8インチ、6.5インチモデルが有機EL、安価な6.1モデルがLCD搭載モデルとして登場すると予想されています。

 

情報元:

Engadget | Technology News & Reviews
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