最近のほぼすべてのiPhone、iPad用のチップであるAシリーズを独占的に製造する台湾TSMCの工場がコンピュータウィルスの影響で一時製造停止状態になっていたことがわかりました。
ウィルスの脅威
TSMCはiPhoneの計算を行うチップ、Aシリーズを製造している製造メーカーで、現在も次のiPhone用のチップを製造中とされています。 しかしコンピュータウィルスに生産施設が感染し、システムがオフライン状態にしていたことがわかりました。
TSMCはコンピュータウィルス感染発覚後すぐに問題を突き止めることで影響を受けた工場を復旧、システムを再開したようです。 生産施設のメンテナンスによる損失は数週間分の生産に当たるとされています。
チップ生産はどうなる
TSMCの生産ラインが一時停止していた影響はどの程度の規模かは不明ですが、次世代iPhoneの製造に向けてチップ精算は優先されていたことがわかっています。
ウィルスを防ぐには
今回は製造工場でのウィルス感染問題でしたが、家庭で出来るウィルス対策はどうでしょうか。
iPhone・iPadの場合
iPhoneやiPadを使っている場合は簡単です。
Jailbreak（脱獄）をせずにAppStoreからのアプリインストールのみを行えば大丈夫です。
App Storeからのアプリダウンロードであっても出来るだけ怪しいアプリはインストールしないようにしましょう。
個人情報流出などの危険性がある場合があります。
Androidスマートフォン・タブレットの場合
Androidの場合は比較的自由にアプリをインストール出来るため注意が必要です。
Google Play Storeでは審査が行われていますが、まれに悪意があるアプリケーションが配信されている場合があります。
Android7.0以降であれば、Google Playでのウィルス検索機能が有効になっているため、アプリインストール時に自動的に検出されることもあります。
Google Play Store以外からのダウンロード、インストールが必要な場合はウィルス対策ソフトの導入をお勧めします。 フリーソフトであればAviraやAvast、AVLがオススメです。
Macの場合
Macではウィルス対策ソフトは不要･･･とアップル自身が宣伝していた時代もありますが、最近では当時よりもMacを使用する人も増えたことで悪意のあるハッカーからの攻撃を受ける可能性が高まっています。
なのでMacでもウィルス対策ソフトは必須といえます。
Mac向けのウィルス対策ソフトのおすすめはAVG アンチウィルス Macです。
無料で利用することが出来、常時安全・自動アップデートで利用することが出来ます。
Windowsの場合
Windows向けのウィルスはやはり一番有名ですよね。
しかし意外なことに多くの人はWindowsではウィルス対策は不要です。
というのもWindows10であれば、優秀なウィルス対策ソフトWindows Defenderが付属しています。
Windows Defenderは多くの第三者機関のテストでトップレベルの検出力・安全性を誇るソフトです。
実際Windowsの開発元である担当者の方も｢Defender以外入れる必要はない｣と断言されている方もいらっしゃいましたw