最近はMac、使う人増えてきてますよね。 iPhoneに近い操作感でオシャレなデザインなのでiPhoneに惚れた人が新たなパソコンとしてMacを買う人も少なくないように思います。 しかしMacはWindowsではないので色々と勝手が違うところもあります。 ということで今回はMacを買う前に知って欲しいことをまとめてみました。
Macはお金に余裕がある人向けである
MacはWindows PCに比べてあらゆる面でコストがかかります。
まず本体が高いです。 安価なモデルでも10万円以上します。 Windowsなら同じようなPCでも半額程度からあったりします。 もちろん性能以外の部分、作りの良さなどでは安価なPCよりはMacの方がいいのですがそれでも割高であることは間違いありません。
次にサポート期間がWindowsに比べて短いです。 OSのアップグレードは無料で行えますが、基本的にMac OSのサポート期間は2年~3年です。 ハード的にも5年くらいしかサポートされません。
その点Windowsなら、例えばWindows XPの場合はなんと13年間もOSのサポートをされていましたし、Windows7,8から10へのアップグレードも無料でほぼすべてのPCがアップグレード対象になるスペックでした。
Macを使うならスマートフォンのように数年でハードウェアを定期的に買い換えられるくらいの余裕が必要です。
それからソフトウェアが高いです。 MacはWindowsに比べてソフトが少ないだけでなくフリーソフトが圧倒的に少ないです。 そのためWindowsならフリーソフトで出来たこともMacなら有償のシェアウェアを使わなくてはならなかったりします。
最後に周辺機器で高くつくこともあります。 Macはデザイン上の都合から周辺機器の互換性や拡張性を抑えており、古いデバイスが使えなかったり、割とお高いアダプタを別途購入する必要があることもあります。Windowsなら安価なサードパーティの製品が使えたり、標準でも端子が豊富な機種も多いです。
ゲームは殆ど動かないし、パフォーマンスも悪い
ゲーム用途でもMacはおすすめしません。 もし少しでもゲームに興味があるなら悪いことは言いません、WindowsPCでMacと同じ値段のデスクトップを買いましょう。
まず根本的な問題としてMacOSには32msものカーソル遅延が存在するためオンラインゲームでは圧倒的に不利です。 さらにディスプレイも例えばiMacやMac Book Proでは10msの遅延があります。
Windowsのデスクトップディスプレイなら安価な1万円程度の物でも5ms、ゲーム用なら1msくらいなのでMacのディスプレイはかなり遅いです。
それに加えてDirectXが動きません。 DirectXは殆どのWindowsPCゲームで使われているAPIでこれによりゲームのパフォーマンスが格段に向上してます。 DirectXがないのでOpenGLなどを使ったグラフィック描写になります。
最後にMacは殆どのゲームが遊べません。 Steam本体こそ対応してますがソフトは殆どありません。 特に基本プレイ無料系のゲームはまず対応してませんしゲームを遊ぶなら間違いなくWindowsがいいでしょう。
Officeの互換性
ビジネスには定番のMicrosoft Officeシリーズ。 WordやExcel、Powerpointなどは一応Macでもリリースされています。 しかしこのMac版はWindows版とは完璧な互換性がないためレイアウトなどが崩れる可能性があります。
もし仕事や大学でWordを使う必要があるなら他の人に送ったときにレイアウトが崩れてしまったらあまり意味がないのでOfficeを使うならWindows版がおすすめです。
ただOffice、何故かMac版の方がかっこいいテンプレートとかが多いのでMac版単体で仕上げるならMac版でもありかなとは思うんですけどね。
ちなみにもしMacでOfficeを使いたいと思っているならOffice 365の加入をお勧めします。 これに参加するとそのMicrosoftアカウントでサインインしたWindowsやMac、どちらでもOfficeを使うことが出来るようになります。
なのでMacをメインで使いWindowsに送りたいデータがあるときだけサブのWindowsPCでデータを確認する・・・なんて使い方も出来ますし、パラレルスデスクトップなどのアプリを使ってMacでWindows版Officeを使うことも出来ます。
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Windowsのインストールは可能だけど・・・
BootCampなどのソフトを使えばMacにWindowsをインストールすることが出来ます。
しかしせっかく高いお金を払ってMacを買ったのに結局Windowsを使うのならあまり意味がない、というよりかなり損な使い方になってしまいます。
ちなみにMacでWindowsを使うならParallels desktopがおすすめです。 Bootcampなどは完全にWindowsに切り替える必要がありますが、パラレルスデスクトップならMacとWindowsを共存した環境で使えます。
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まとめ
結局何が言いたいかというと
・ハードウェアの定期的な買い換えができる余裕
・お金があればだいたい解決できる
ということです。 たとえばMac Proの40万円の機種ならグラフィック性能もそこそこ高いのでゲーム用途で使えなくもないでしょう(遅延はするけど)。
Windowsアプリを使いたければWindows互換ソフトとWindowsを別途購入すれば使うことも出来るでしょう。
しかし全体的にお金がかかります。 iPhoneはWindowsとも連携できますし、予算に応じてWindowsを選ぶことも視野に入れた方がいいと思いますよ。
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