現在au版iPhone5をはじめとする一部のau端末で「パケづまり」という現象が報告されています。
これはインターネットを利用したデータの送受信がうまくいかず固まってしまう現象のことです。
パケ詰まりの原因は800MHz 3G。
au版iPhone5は3G回線で800Mhzを使用しています(Softbankでいうところのプラチナバンド)。
これは本来高速レスポンスである程度のスピードを実現し、電波の届きにくいところまで電波が届くという
優れた回線なのですが、現在なぜか通信ができない現象が多く報告されています。
LTE/Wi-Fiへの切り替え、アプリが通信している間に同時通信ができないからではないかという意見も
ありましたが現在のところSoftbank版iPhone5やau版iPhone4Sでは報告されていないことから
800MHz域の基地局での通信で問題があるようです。
2chのあるレスでは「800MHzの基地局にLTEの工事が導入済みになっている場合、3G回線が貧弱になっている」
ということのようです。
しかし、au版iPhone5では現在2.1GHz域のLTEにしか対応しておらず、800MHzには対応しておりません。
そのため、800MHzが届くエリアでは3Gを使わざるえない状況になり、回線が混雑しているようです。
ちなみにauの2012年度冬モデルではすでにLTE800MHzに対応しており、
Android端末であれば問題なく通信が来ているようです。
パケ詰まり対策。
通信をリセットすることで本来の3G回線の速度に戻るようです。
そのため、いったん機内モードを有効にし、10秒ほどしたらもう一度機内モードをOFFにすれば、
3Gへの再接続を行い回線速度が元に戻るようです。
本体の再起動、Respring(要Jailbreak)などでも同様の効果が得られるので
よくわからなければこっちでもいいかもですね。
au版iPhone5を購入検討している人は、800Mhz対応のiPhoneが
でるのを待ったほうがいいと思われます。