iPhoneは簡単に使用できるのがいいところです。アプリを入れたり写真を撮ったりするのもとっても簡単でわかりやすいですよね。今回はそんなiPhoneのよくある疑問をご紹介します。
iPhoneが重い
iPhoneの設定アプリのストレージを見ると、容量が十分に余っているのにアプリの動作が重い、ネットワーク接続が重いといった症状が続きます。これはいったいどういうことなのでしょうか。容量が空いているのに重い理由を教えてください。
空き容量はほとんど関係ない
機械が不慣れな方がよく勘違いしがちなポイントなのですが、「パソコンはストレージ空き容量が少ないと重くなる、空きが十分にあれば軽い」と思っていませんか?これ、9割間違いです!(1割は正解です)
というのも、ストレージの空き容量っていうのは原則コンピューターの処理速度には影響しません。昔パソコンでこのような「空き容量が少ないから重い、データ減らせ」と言われていたのは、極端に容量が少ないとアップデートなどが正常に行えずにエラーが出やすくなる、ソフトをたくさん入れていると常駐アプリが増えて動作が重くなるなど間接的な影響が出ていたため、多くの人が「データが多い=コンピューターが重い」と思ってしまっていたのです。
少し話がそれましたが、上記の通り、空き容量は関係ありません。iPhoneやAndroidスマートフォンでもこれは同様です。
原因は他にある
スマートフォンの空き容量が十分なのに重い、しかしそれが原因ではないとなれば何が原因なのでしょうか。
まず考えられるのが機種が古くなっていることです。一般的にスマートフォンは2~3年で買い換えることが推奨されています。なのであなたがスマートフォンを買ってから2年以上立っているのであればそろそろ買い換え時かも知れません。
次に考えられるのがバッテリー性能の低下です。一般にスマートフォンの電池は何度も繰り返し充電しているとだんだん性能が下がってきます。iPhoneではある程度バッテリーの性能が下がった場合、電圧が不安定になることを考慮して計算性能を抑えるようになります。なので結果的にスマホの性能が下がり重いと感じるシーンが増えます。
そして次に考えられるのがソフトウェアの問題です。これはアプリをたくさん入れている、常駐アプリが増えたことなどが原因かもしれません。また現在使用しているシステムファームウェアの不具合で重くなっているという可能性もあります。最新のバージョンにアップデートしましょう。
困ったら初期化してみるのもあり
もし色々な設定を見直しても直らないということであれば、iPhoneをいったん初期化してしまうのもありです。もちろん大切なデータやアプリはバックアップをとった上で行う必要があります。初期化した場合設定が元通りになるので、基本的には買ったときの状態に戻るわけです。バッテリーやマシンの老朽化は免れないので原因がハードウェアに起因する場合は直りませんが、ソフトの問題は解決できるので面倒なら初期化も視野に入れましょう。
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