DxOMarkは中国のスマートフォンメーカー、ファーウェイの最新フラッグシップスマートフォン「Huawei Mate 30 Pro」をリリースしました。
このスマートフォンは6.53インチのOLEDディスプレイ、4500mAhのバッテリー、Kirin 990チップセットが搭載されています。
中でも進化したのがカメラで、3D表現の深さ検出のためのToFセンサーを含む4つのカメラモジュールによるカメラ性能の飛躍的な進化です。 一見P30 Proと同じスペックに見えますが、細かな仕様が異なっており、画質の向上が行われています。
そんなファーウェイの最新スマートフォンのカメラについてDxOMarkがレビューを公開していたので、抜粋してカメラスペックをご紹介します。
カメラの主な仕様
- ToFセンサーを含むクアッドカメラ
- プライマリ:40Mp 1 / 1.7インチセンサー、27mm相当f / 1.6開口レンズ、PDAF、OIS
- 超広角:40Mp 1 / 1.54″センサー、18mm相当のf / 1.8開口レンズ、PDAF
- Tele:8Mp 1/4″センサー、80mm相当のf / 2.4開口レンズ、PDAF、OIS
- ToF 3D深度検知カメラ
- デュアルLEDフラッシュ
- 4Kビデオ、2160p / 60fps(デフォルトは2160p / 30fps)
テストの概要
DxOMarkのカメラスコア121点はスマートフォンカメラランキングで現在の。1です。 特に写真性能の131点は以前のリーダーであるGalaxy Note 10+5Gを5ポイントも上回ります。
Mate 30 Proはほぼすべての写真カテゴリーで優れた結果を出しますが、特にテクスチャとノイズの点で優れています。 この両方でトップスコアをとっており、ノイズは非常に暗い場所でのみ確認することが出来ます。
まとめ
Huawei Mate 30 ProのDxoMark Score 121点はスマートフォンカメラで印象的なベンチマークとなり、2019年後半のトップデバイスです。 新しいMateはカメラの弱点が特になく、優れた静止画を殆どのシーンで提供します。 全体として優れ、特にテクスチャとノイズのバランスは非常に優れています。 また暗い場所での撮影も得意です。 広角カメラは比較的視野が狭いという欠点はありますが、画質は優れたものです。 またボケやズームにも適しています。
ビデオについてはGalxy Note 10+ 5GからNo.1の座を奪うことは出来ていませんが、それでも動画性能は非常に高く、最高の画質を求めるためにプレミアム価格のスマートフォンを入手する価値があるでしょう。
写真の良いところ
- ほとんどのテスト条件での高レベルの詳細
- ほとんどの状況で正確なターゲット露出
- よく制御されたノイズ
- ボケモードでの正確な深度推定
- 近距離および中距離でのズームショットの詳細
- フラッシュオンおよびフラッシュオートモードでの良好な露出とホワイトバランス
ビデオの良いところ
- ほとんどの条件で正確な露出
- 屋内および明るい光の下でのノイズと良好なディテールの制御
- 鮮やかで心地よい色
- 高速で正確かつ再現可能なオートフォーカス
- 効果的な安定化
写真の悪いところ
- いくつかの条件でわずかなホワイトバランスキャスト
- すべての条件での一部のエイリアシング
- ズーム時のフォーカスと詳細の不安定性
- 広角カメラの比較的狭い視野
- フラッシュオフモードでの強力な露出と焦点変動
ビデオの悪いところ
- 屋内および低照度での一部のテクスチャアーティファクト
- 低照度での強い粗いノイズ
- 低照度でのわずかな色かぶり
- 屋外でのホワイトバランスの不安定性
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