日本のスマートフォン事情はここ数年で大きく変化しています。
現在2年縛りの見直し、4年縛りの廃止、中古スマホ流通強化、格安SIM(MVNO)の普及促進など総務省が中心となって様々な試みが行われています。
技適問題解決を目指す?
日本国内では通信機器に技適とよばれる認証を取得した機器のみを使っていいとされており、海外で販売されている電子機器は国内での扱いが難しくなっています。
つまり日本で売っていない家電製品やスマホ、ゲーム機、Bluetooth機器などは日本では原則使ってはいけないということになっているわけです。
現在この問題に取り組んでおり、「個数上限を設ける、実験用途に限定などの条件クリアで技適未取得のIoTも日本で使えるようにする」としています。
また技適マークの内端末の国内での利用についても計画があるようです。
外国人はOK、日本人はNGの謎
ちなみに技適マークがないと駄目というのは日本人限定で、訪日外国人に関しては技適未取得の製品を国内で使っても良いとされています。
日本で使っても問題がない場合が殆どなのであれば、出来るだけはやく技適問題解決に向かって欲しいと思いがやはりあります。
最近ではVR無線化が断念
技適問題といえば、VRデバイスのHTC Viveの無線キットが日本国内では技適問題で販売できないことが発表されました。
また同じくVRデバイスのOculus RiftではXbox One ワイヤレスコントローラの無線アダプタが日本だけ技適問題で付属しないといった問題も出ています。
日本の制限で日本人だけ使えないものが増えているのは国際的な競争力からみてもどんどん遅れて行ってしまうのではないかという懸念もあります。
ソース:
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/interview/1131516.html
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