こんにちは。カメラ重視の端末が増えてきたのでまたまた比較してみたいと思います。

２０１４年上半期、スマホのカメラって最近すっごく成長してますよね。

今回はそんなスマホカメラの中でも面白い端末をご紹介します。

 

 

この対決について

はじめに注意を少し話させてもらいます。

この対決は当サイトの管理人の独断で決めた物で

どれもすばらしいカメラであることは代わりありません。

 

前回の記事：

2013年版スマホカメラ対決（Galaxy S4 vs Lumia 1020 vs Xperia Z1 vs iPhone5s)

から少し進化したこの端末たちで今回は勝負します。

 

また別サイトにて

デジカメに匹敵するスマホは存在するのか。Nokia Lumia 1020について。

を執筆させていただきました。

今回調べてみる機種はこの5つ！

前回と同じ端末もありますが

今回は一部の端末がアップデート！

さらに詳しく調べてみます。

 

今回も出身国の違う５つの端末です。

 

スマホの絶対王者「iPhone5s」(アメリカ）

写真撮影	★★★
動画撮影	★★★
撮影機能	★★★★★
解像度	8MP
マイク	ステレオ

 

前回に引き続き登場したアメリカ製のこのスマートフォンは

日本のスマートフォンの7割以上を占める大人気のスマホです。

しらない人はいないんじゃないでしょうか。

 

最大の特徴は120fpsによるスローモーションビデオ撮影で

非常にコマ数の多い動画を撮影することが出来ます。

 

単体カメラとしてみた場合は800万画素、2.2fカメラ、

30mmの広い視野角です。

センサー部分はソニー製の物を使用しているので

今回比較するXperia Z2とは非常に似た写真が撮れます。

性能として数字でみるとあまり性能は高くありませんが

アップルの細かい微調整、ソフトウェア面での作り込みのおかげで

かなり美しい写真が撮れます。

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新次元のフルスペック「Galaxy S5」（韓国）

写真撮影	★★★★★
動画撮影	★★★★
撮影機能	★★★
解像度	16MP
マイク	ステレオ

お隣韓国のスマートフォン、Galaxyは

Androidスマートフォンの9割をしめる大人気スマートフォン。

iPhoneのライバルとして引き合いによく出されますね。

 

16メガピクセルでオートフォーカスが非常に良く出来ており

動画撮影でもフォーカスが迷うことはありません。

新たに採用したコプロセッサ「ISOCELL」センサーのおかげで

色鮮やかで光量不足でも美しい写真が撮れます。

HDR撮影にも対応。

ちなみに今流行の4k撮影にも対応。

容量が非常に高くなってしまうのであまり現実的ではないですが

動画性能も非常に良くなりました。

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究極の国産”Xperia Z2”(日本）

写真撮影	★★★★★
動画撮影	★★
撮影機能	★★★★★
解像度	20MP
マイク	モノラル

日本製ソニーXperiaZ2はカメラを第一に考えたスマートフォンです。

薄さと防水機能が特徴でカメラ重視なのに軽くまさに

日本人向けのスマートフォンといえるでしょう。

 

有効画素数は２０８０万画素。

2.3型CMOSセンサーやGレンズを搭載し、

電子式手ぶれ補正も搭載。

iPhoneのようなスローモーション機能も対応。

拡張現実のエフェクトを加えるユニークなARエフェクトも搭載。

さらに4K動画にも対応とありとあらゆるカメラ機能を

詰め込んだスマートフォン。

 

海外サイトでも話題になっていることもあり。

今回最も注目しているスマートフォンです。

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前回の優勝者Lumia 930(フィンランド）

写真撮影	★★★★★
動画撮影	★★★★★
撮影機能	★★★★
解像度	20MP
マイク	クアッド （レコーディング仕様マイク）

マイクロソフトNOKIAのスマートフォン”Lumia 930/ICON”。

前回の1020が４１００万画素だったのに対し

今回は２０００万画素とやや小ぶりですが

最大の特徴は”４つの高音質マイクの搭載”

従来のステレオマイク+ノイズキャンセルからさらに高音質になってます。

カメラレンズにカールツァイスを搭載し

カメラ機能も納得がいくレベルに仕上がっています。

なによりカメラアプリが最高に使いやすい点は

この端末の特徴でしょう。

新参戦HTC ONE M8(台湾）

写真撮影	★★★★
動画撮影	★★★★
撮影機能	★★★★
解像度	4MP
マイク	ステレオ（レコーディングクオリティ）

台湾のHTC One M8は新しい。

前回のM7はコンセプトはよかったものの

正直イマイチな画質でした。

今回も引き続き４００万画素の高感度カメラを搭載。

画素数が画質に直結するわけではないという

ところを見せつけます。

２つのカメラを搭載しており

深度を利用したギミックができるのも特徴。

 

さらにNokiaとの提携により”Nokia Rich recording"と

同じテクノロジーを利用した高音質マイクを搭載。

他社スマートフォンと音質の差を魅せつける形になります。

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写真撮影はGalaxy S5が優勢か。

通常のフォト撮影の比較です。

 

それぞれの写真を見比べた所Galaxy S5が一番色鮮やかで

どんなシーンも比較的綺麗にとれている印象です。

Xperiaは前評判通り屋外で適当にとってもかなり綺麗でした。

写真のアングルなどを特に気にしなくてもそこそこきれいな写真を取れます。

しかし一見綺麗にとれており室内撮影・屋内撮影には強いものの

ソフトウェア補正がキツすぎるためか

夜間撮影などの場所ではすさまじい写真に

なることがある。

この辺はもっときちんと調整してもらいたい。

やけにブーストされた写真になる印象です。

→Pocket gamesさんの比較記事

 

たいして同じセンサーのiPhone5sは

そこまで夜間撮影でも変な写真にならず

室内撮影においてもそこそこな画質で撮影できる

優等生なイメージ。さすがでしょうか。

HTC One M8も写真は大分きれいなものの

色が他に比べて薄くあっさり目。明るいセンサーなので

暗いところでは非常に綺麗に取れました。

Nokia Lumia Iconは手ぶれ補正にも強く

センサーサイズも大きいので暗いところでも

明るいところでもかなり綺麗に取れました。

もっともディテールがはっきり捉えているようですから

細かいものの撮影や単純なカメラ性能はなかなかいいようです。

しかしオートフォーカスなどはまだまだ遅いので

トータルの使いやすさではGalaxy S5、iPhone5sあたりを

おすすめしたいです。

動画撮影はまだLumia ICONが優位

動画撮影機能に関してはやはりNOKIA Lumia ICONが最強かと思います。

音質はダントツで素晴らしくライブハウスや野球場でも音割れしません。

それだけでなく動画も色鮮やか、ズームしてもボケない”Pureview"もあるおかげで

スマートフォンのカメラなのに手軽にズームできるのは高く評価できます。

 

今回はICONをレビューしましたが前回のLumia 1020は

４１００万画素ということもあって今でもまだまだ戦えそうですね。

 

その次によかったのがGalaxyS5。

正直あんまり期待してなかったんですが、

すごく綺麗だと思います。

音質は普通ですがこちらも色鮮やかで何よりフォーカススピードが早いのがいいです。

しかも4K撮影にも対応しているだけあって細部までディテールがはっきりしてます。

4K撮影自体はネタ機能のようなもので実際にはあんまり使わないとは思いますが、

これだけのスペックを良くスマホに詰め込んだなーと思いました。

iPhone5sはズームなどをするとひどい目に合いますが

これもなかなかでした。所有者が多いのであえてここでは詳しく書きませんが

安定感、画質そのものもなかなかよくなにより小さいので

持ちやすく安定しやすいので実際の利用シーンでは

重要な事なんじゃないかと思いました。

その一方暗所での撮影はノイズも結構乗ってしまい

頼りない印象でした。

暗所撮影ではまだまだ改善できそうです。

HTC ONE M8もいい端末です。

暗所撮影に強く画質はまずまず。

明るい所であっさり目ですがきれいな画質です。

音質もいいのでライブハウスなんかによく行く人はおすすめですね。

ただなんだかあんまり美しくないです。

 

Xperia Z2は色々惜しい端末。

まず売りの４K撮影ですが、５分しか使えません。

５分立つと発熱と容量の都合で自動的にカットされます。

これじゃちゃんと使えませんよね？？

さらに音質も悪く、画質も思ったほど綺麗だとは思いませんでした。

 

これはカメラモードはソフトウェアで画質を思い切り補正しているのに対し

動画撮影ではスペック的にこのようなことが出来ないからだと思われます。

 

標準カメラの音質は悪いですがオプションで

ステレオマイクを導入することも可能だということ。

このレビューで比較しているgalaxy S5、iPhone5s、HTC ONE m8は

ステレオマイクを標準で装備してますし、

Nokia Lumia icon/930に関してはマイクが４つもついてます。

はじめからつけておいて欲しかったな～と思わざるおえません。

国産企業の微妙な詰めの甘さが非常に腹ただしい印象を持ちました。

 

オマケ：SONY QX10

オマケとしてQX１０も簡単に紹介させてもらいます。

これはAndroid/iPhoneに取り付けるタイプのカメラで

光学１０倍ズームの素晴らしい画質で撮影できます。

写真も本体のSDカードに保存できるため、

本体の容量を圧迫させることはありません。

しかしWi-Fi接続による微妙なラグ、取り付けの実用性などを

考えるとあんまり使い道はないかもしれません。

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驚いたのがギャラクシーS5が意外といい端末だということ。

いままでとりあえず最高のスペックを載せましたといった感じで

微調整が足りない感じでしたが

細かいところまで気を配られたいい端末になってます。

新たな映像エンジンがいいんでしょうか？

なかなか興味深い出来でした。

 

LumiaICON(930)もいい端末ですが

WindowsPhoneということもあってアプリが少なく

カメラ以外では欠点だらけの端末です。

カメラ性能だけでみるとなかなかおもしろい端末だと思います。

動画撮影・静止画共に良好な感じです。

ディテールがもっとも美しく映るので

動物の撮影などでもはっきりしますし、自然も美しく取れます。

 

iPhone5sはやっぱり優等生です。

カメラ以外にもたくさんの使い道があるので”トップレベル”のカメラが

ついてるだけでも大変便利で価値があると思います。

アプリで色々遊べるのもいいですね。

画質の面では少し劣りますがアプリで補えるレベルですし、

TwitterやFacebookで投稿するだけなら十分といえるでしょう。

 

HTC One M8もユニークな端末です。

画素数よりも画質を選んだその独自の姿勢は評価できます。

スペックも高くAndroidとしてもトップレベルです。

問題は２つのカメラを積んだ必要性がとくに今のところ感じられないこと。

たしかに面白いアイディアですが、

画期的というほどではありません。

 

XperiaZ2ですがフォト撮影に割り切ればそこまで悪い端末ではありません。

多くの場合他の端末より一見きれいな写真が取れるでしょう。

しかし事前に調べてた情報だと明らかに

ダントツ１位だったので

期待しすぎてたのかもしれません。

薄さよりももっと出来る事を増やして欲しかったなーと思います。

ソニーエリクソン時代から好きなメーカーだっただけに

この中途半端さは残念でなりません。

しかしながらXperiaZ1よりも確実にソフト面での

調整がされているのでZ1からの乗り換えにはおすすめできます。

今後のソニーモバイルの進化に期待です。

 

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さていかがだったでしょうか。

はじめに申し上げましたがこの記事は

私の独断で決めたものであり実際にはどのスマートフォンも

非常にいい端末です。