先日6月10日に発表されたiOS7。
OSのデザイン変更をはじめとする多数の変更が盛り込まれて発表されましたが、
そのデザインがMicrosoft社のWindows Phone 8に似ていると話題になっています。
Windows Phone とは?
iOS7やgoogle Androidなどでも採用されているフラットデザインをいち早く採用したデバイスです。
2010年ごろから登場しており、MetroUIと呼ばれるモダンなフラットデザイン、スムーズなアニメーション、
そしてなんといっても標準アプリが強いのが特徴でしょう。
WordやExcel、PowerpointといったMicrosoft Officeシリーズがはじめから内蔵されていたり、
Xboxのゲーム機能を使ったアプリケーションなど様々な機能が盛り込まれています。
しかしセールスでは先行のiPhoneやAndroid端末に負けてしまい、
その優れたデザインや機能を他社が後追いしている状態となっています。
問題の比較動画
1.ロックスクリーン
WindowsPhoneのロックスクリーンとiOS7のロックスクリーン。
テキストをベースにしたデザインということでどちらも雰囲気はそっくりです。
どちらも同じOSといってもわからないんじゃないでしょうか・・・。
2.メッセージング
iOSのiMessageとWindowsPhoneのメッセージを比較。
デザイン的には一見同じに見えてしまうかも??
アップルのiMessageがSMS/MMS/メッセージの3つを統合したメッセージアプリになっていますが、
WindowsPhoneではこれに加えてfacebookやTwitterなども一緒に統合できます。
3.通話
これもなんだかそっくり。
WindowsPhoneは正方形のデザインを使っていますが、
iOS7は全画面に画像が表示されていますね。
よくみるとボタンの内容も、通話を受ける、後で通知、テキストで返事と
内容も同じボタン・・・。
4.カレンダー
色分けされて見やすくなったカレンダーですが、
これもWindowsPhoneにそっくり。
5.アプリ切り替え
iOS7のマルチタスク機能は完全にWindowsPhoneと同じものになったようです。
唯一の違いはアイコンがでるかどうかといったところでしょうか。
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やっぱり似てませんか!?
並べているから似ているとか、他のOSもこんなものだとか思われる方もいるかもしれませんが
今までのiOSやMac OSXのようなエレガントなデザインから急にフラットデザインを採用したかと思えば
デザイン以外のUIの部分まできちんとトレースされているように思います。
というのもアップルの開発者も”WindowsPhoneを意識した”と発言しており、
やっぱり意識してたんですね・・・。
今までのアップルのデザインが好きだっただけに今回の変更は残念に思います。