厚生労働省が先日配信した新型コロナウィルス及びCOVID-19の接触者を確認するアプリ。GoogleやAppleのAPIを元に開発されたこのアプリですが、開発に関してはかなり問題があったことが分かっています。
ボランティアプロジェクトがベース
そもそもこのアプリケーションは元々ボランティアが無償で開発していたもの。それを厚労省が人材サービスのパーソルプロセス&テクノロジーが受注し、工程管理を行い、ボランティアが実際の実装を行ったというもの。
つまり開発に当たっては下請けであるボランティアの開発者達にはお金は払われていません。
納期が決められていて激務だった
それでも5日前にAPI仕様変わろうと、実装変わろうと、何があっても3週間で完璧なモノを作りあげろと言われ、へっぽこエンジニア烙印を押されるわけだ・・・ツライ
— デプロイ王子 Kazumi Hirose @ COVID19Radar (@kazumihirose) June 21, 2020
ボランティア、無償提供アプリであるにもかかわらず、厳しい納期が設定されていたコトも明らかになっており、6日前に仕様変更があったにもかかわらず納期延長はなくそのままリリースされたようです。また開発は実質3週間、テスト期間も設けないものだったとのこと。
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