現在発売されているスマートフォンの中で最も高性能なフラッグシップスマートフォンと同じQualcomm Snapdragon 855を搭載し、ベンチマークスコアでもiPhone XS Maxを上回るスコアを記録しつつも価格はほぼ半分の500ドル台から販売されているXiaomi Mi 9。
中華スマートフォンメーカーは数あれど、Xiaomiほどコストパフォーマンスが高いメーカーはなかなかないと言える。
そんなXiaomi Mi 9はほぼ最強スマートフォンなのは間違いないが、一つ重大な欠点があるので今回はそれについて話したいと思う。
OISがない
Xiaomi Mi 9にはOISがない。 OISとは光学式手ぶれ補正のことで、これがあることで動画撮影時などの手ぶれを軽減することが出来る。 Xiaomiは過去のスマートフォンではMi 5、Mi 6、Mi 8とOISを搭載していたため、今回OISを排除したのは少し奇妙に思える。
XiaomiのWang Chuang氏によれば、スーパーナイトモードを搭載したため光学式手ぶれ補正は必要ないと説明しているが、正直なところかなり怪しい。
dxomarkのスコアだけ見ればスコアはiPhone XS Maxをも上回るカメラ性能のため実際殆どのシーンで問題がないかも知れないが、動画撮影で激しく揺れるようなシーンでは注意が必要かもしれない。
とはいえコスパは最強
恐らくトリプルカメラ構造やカメラの高解像度化でOISの搭載が難しくなったことが今回OISの採用が見送られた理由だと思われる。
光学式手ぶれ補正がなくとも、ソフトウェアでのビデオ安定化などは行われており、実際に撮影された写真や動画を見ても大きな問題にはなっていないように思える。
Xioami Mi9をこれから買おうと考えている人はこの点は頭に入れておいた方が良いかもしれない。
--