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Instagram、数百人分のアカウントがパスワードの暗号化なしで保存されていた。

「アプリのアイコンが並ぶスマホ画面」

Facebookのセキュリティ・プライバシー問題は昨年から海外で大きな注目を集めているトピックスですが、Facebook傘下のInstagramがパスワードがプレーンテキスト(暗号化されていない素の状態のテキストファイル)で保管されていたことがわかりました。 そのため関係者ならだれでもパスワードを見ることができる状態でした。

 

パスワード問題が発覚したのは3月

「Touch ID でロックを解除→」

Facebookは2019年3月にパスワードがFacebookが管理する内部データストレージサーバーにプレーンテキスト(暗号化されていない素の状態のパスワード)として保管されていることが発覚し、公式ブログで問題があったことを報告していました。

Facebookはこの問題を修正するとともに相当するユーザーに通知を行ったとのこと。

 

3月の記事を更新

 

Facebookは3月に発覚したFacebook上のパスワード問題の記事を約1か月後に更新し、新たにInstagramユーザーも数百万人分のデータが暗号化されずにプレーンテキストで保管されていたことを追記しました。

こちらも管理方法に問題があったものの外部アクセスや社内での不正利用はなかったと報告しています。

 

過去記事更新は不誠実?

「自分のSNSが乗っ取られてしまった会社員」

今回Facebookは1カ月雨の記事を更新することで問題を報告しました。 パスワード問題は非常に大きな問題でありますが、大きな話題になるのを避けるためにこのような方法で報告したのではないかといわれています。

Facebookはパスワード管理問題に加えて、昨年は無許可で他社にFacebookが収集した個人情報を提供していたり、Facebookユーザーではない人の個人データをサードパーティアプリから収集していたなど様々な問題が報告しています。

また先日は150万人のメールアカウントから連絡先を不正にアップロードしていたというのをみとめたばかりでした。

Keeping Passwords Secure | Meta
Keeping Passwords Secure | Meta

As part of a routine security review in January, we found that some user passwords were being stored ...

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