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【Xiaomi Mi 9 海外レビュー】お手頃価格で、最高性能を。

今回はAndroidヘビーユーザーならおなじみ、XDA developersのXiaomi Mi 9のレビュー記事をご紹介します。

Xiaomi Mi 9の購入を検討している人は参考にしてみてくださいね。

 


 

Xiaomiは低価格フラッグシップスマートフォンXiaomi Mi 9を発表しました。 サムスンとファーウェイの最新プレミアムスマートフォンが1000ドルを突破する中、Xiaomi Mi 9はその半分近い値段で販売されています。 少なくともスペック表を見る限りはXiaomi Mi 9は妥協はありません。 最新でハイエンドなQualcomm Snapdragon 855プロセッサを搭載し、20Wのワイヤレス充電をサポートする始めのスマートフォンでもあります。 また4800万画素のカメラセンサー、望遠レンズ、広角レンズを含むトリプルカメラ構成です。 第5世代の光学式ディスプレイ埋め込み型指紋スキャナー、ホログラフィック効果を加えた背面グラデーションデザイン、小さなノッチを備えたベゼルレスデザインを採用しています。 ハイスペックであなたが今求めているほぼすべての要素を備えています。

いくつかの妥協点はありますが、性能と価格を天秤にかけるとXiaomi Mi 9の不満点は妥協できるモノです。 幸いなことに”欠点”は非常に小さく、市場で最も妥協のないスマートフォンと言えるでしょう。

XDA-developersはこの記事の作成に当たり、Xiaomi Mi 9のレビューユニットを2019年2月28日に借りたとのこと。

 

Xiaomi Mi 9のデザインと品質

Xiaomi Mi 9はスタイリッシュな外観でトリプルリアカメラも未来的な印象です。 正し付属のゲルシリコンケースでは解決出来ないカメラバンプがあります。 Xiaomi Mi 9は細身の金属ボディで全体がガラスでコーティングされており、前面にGorilla Glass 6がつかわれています。 重いという感じはありませんが、高級感は十分にあります。 裏面のガラスデザインは下部にある『Designed by Xiaomi』と規制情報を除き非常にシンプルなモノです。 残りは純粋な反射ガラスで美しく光ります。 レビューでは退屈なピアノブラックを借りたとのことですがバイオレットのような明るい色ならよりよく見えるかも知れないとのこと。

ディスプレイを見ると、19.5:9.639インチのAMOLEDディスプレイが非常に優れており、明るくシャープな映像を表示出来るとのことです。 直射日光の当たる場所でもディスプレイは綺麗に表示出来ます。 ディスプレイが1080pしかないことは一部の人は気に入らないかも知れませんが、筆者は気にならないとのこと。 十分に鮮明で、現実的なスペックのようです。 画面とボディ比率は90.7%で非常に臨場感のある体験になります。

ノッチ部分はU字型でやや奇妙ですが、ソフトウェアアップデートにより多少デザインが変更され水滴のような形になったとのこと。

また最近のXiaomi Miシリーズのスマートフォンと同様にXiaomi Mi 9には3.5mmイヤホンジャックがありません。 Xiaomiがデバイスにヘッドフォンジャックを備えていないのは残念ですが、パッケージには3.5mm-USB-Cドングルが含まれているので、イヤホンを使うことが出来ます。 オーディオ出力に関してもイヤホン、スピーカー共にいい音とのこと。 またノイズキャンセリング機能もあるので相手に良い品質で声を届けることが出来ます。

またXiaomi Mi 9はこれまでで最高のバイブレーション機能を備えており、従来のXiaomi機種よりも振動の感覚が良い物になったとのこと。 もちろんAppleデバイスほどではないとのことですが、殆どの市場に出回っているスマホよりは良いとの評価です。

通信に関してはXiaomi Mi 9は下部に2つのアンテナが、上部と左側に1つあるとのこと。 信号に関してはかなり優れているとのことで、4G接続、H+を上手く切り替え安定して通信してくれると評価しています。

 

Xiaomi Mi 9 のディスプレイ

Xiaomi Mi 9のディスプレイは私が今まで見た中で最高のディスプレイです。 それは1080pですが、問題ではありません。 6.39インチAMOLEDの縦横比は19.5:9でOne Plus 6やOne Plus 6Tと同じモノです。 有機ELディスプレイの美しいコントラストにより、アプリのダークモードは幻想的です。 Facebook Messengerの新しいダークモードなどを使えば非常に美しく動作します。

明るさが気になる人にとっても、Xiaomi Mi 9が高輝度モードになると最大600nitの十分な明るさになります。 これにより日光の下でも問題ありません。 どんな場合でも暗すぎたり明るすぎると感じることはありませんでした。 また直射日光を検出した場合は特定のUIを見やすくするためにコントラストを高めるオプションもあります。 それにより僅かではありますが屋外でUIが見やすくなります。 もちろん設定でオンオフを切り替えることが出来ます。 Xiaomi MiUIの新機能のダークモードを有効にすれば、有機ELディスプレイに最適なUIとなります。

AMOLEDパネルを使う場合はAlways on Displayというモードが使えます。 これは時間を常に表示させることが出来るものです。 もちろんUIは僅かに移動するので画面焼けの心配もありません。

ディスプレイには光学式指紋センサーもあります。 小さいものですが、慣れラバすぐに使えるようになります。 指紋スキャナーはRedmi Note 5と同じくらい高速です。

 

Xiaomi Mi 9の欠点

Xiaomi Mi 9はAndroidのフォークOS、MIUIが採用されています。 UIやブローとウェアに関しては殆ど文句はありません。実際このUIはかなり好きです。 しかしMIUIに関する不満はバグと矛盾したソフトウェアです。 あちこちに小さな問題があり、気になる度に時々いらいらさせられます。 MIUIは好きな部分がたくさんありますが、嫌いなモノがないわけではありません。

不具合と不満

  • 最近のアプリの概要を開いているのに開いたばかりのアプリではないアプリが表示されることがある。
  • NFCの支払いが上手くいかないことがある。 NFCリーダーは問題ないが、ダブリンの公共交通には使えない。
  • GPSは問題ないが、デュアル周波数GNSSをサポートしているのにもかかわらず期待ほど精度は高くない。
  • カメラがまれに遅くなる。 通常は超高速ですが、何度もキャプチャした後10秒以上かかります。
  • プレインストールされたXiaomiスマートフォンアプリに広告がある。 大きな問題ではないが、少し気になる。
  • 一部のXiaomi制機能がインドや香港などの地域設定に切り替えないと使えない。
  • ロック画面に中国語がちりばめられている。
  • 通知が開くと今聞いている音がすべて一時的に消音になる。

Xiaomi MIUI 10は素晴らしい部分がたくさんある

多くの機能をブロートウェアとして定義しているかも知れませんが、個人的に本当に気に入っているものです。 MIUI10でデフォルトで有効になっているジェスチャーは優れており、Android Pieよりも遙かに素早く、快適に利用できます。 スマートフォンでやりたいと思うことを邪魔しません。 ディスプレイ上の指紋スキャナーからショートカットにアクセスすることも出来ます。

デバイス左側のAIボタンを使えば、Googleアシスタントを呼び出すことも出来ます。 XiaomiはやたらとAIという言葉を使いますが、実際にAIを活用しているモノもあります。 例えばアプリケーションはAIによって事前に読み込まれ、メモリに保持されます。 AIカメラもシーンを自動で検出し最適なモノが使われます。 AIボタン?は適切かどうかは少し分かりませんが、ありとあらゆる機能をワンボタンで起動できるのは便利なモノです。

MIUIは前述の常時表示やカラー表示に加えていくつかの機能があります。 カラーホイールから好きな色を選び、暖かい色から涼しい色まで調整出来ます。 またXiaomiデバイスではIRデバイスも備えているのでテレビも操作できます。 それからXiaomiデバイスとしては珍しいWidevine L1をサポートしているためHD Netflixストリーミングも可能です。

デュアルSIMを使うと1枚のSIMを自分のデータSIM、その他を別の使い方に分けることが出来ます。

 

Xiaomi Mi 9のカメラとビデオ

Xiaomiは2018年からスマートフォンカメラに積極的に取り組んできました。 2018年同社のCEOはスマートフォンカメラ改善のための専門部署を作るつもりだったことなどの内部文書も見つかっています。 XiaomiはLightとの定役によりスマートフォンカメラを大幅に改良させています。

想像の通り、Xiaomi Mi 9は既存のスマホを改良したモノで、トリプルカメラ設計によりさらに綺麗になりました。 4800万画素のフォトはソニー製IMX 586センサーによって撮影されます。 また品質を損なわずに2倍ズームするためにサムスン製1200万画素S5K3M5も使われています。 そして3つめは超広角撮影のためのソニセーIMX 481 1600万画素のカメラです。 他の2つのセンサーがF2.2、メインのソニーセンサーはf/1.75が使われています。 3つの全てのセンサーは素早く正確なオートフォーカスのためのPDAFを利用することが出来ます。Xiaomi Mi 9はこの3つが組み合わさって画質が大幅に改良されます。

しかし欠点がないわけでありません。 Xiaomi Mi 9では光学画像安定化(OIS)がありません。 Xiaomi Mi 9では電子画像安定化(EIS)はあります。 しかし長時間露光のシャッターを取る場合OISが非常に重要になります。 しっかりと握っていても、時にコントロールが難しいことがあります。 そのため暗い場所で撮影するには適していない場合があります。

 

Xiaomi Mi 9カメラアプリ

Xiaomi Mi 9は普通の標準カメラアプリに期待される全ての機能があります。 マニュアルモード、ポートレートモード、Instagramの正方形撮影、夜間モードなど様々な機能を備えています。 Google Lens統合、AIシーン検出、グループでの自撮りオプションもありますが、グループSelfieは少し妙で複数の写真からお気に入りの写真グループを選択するだけとなっています。

 

通常照明のXiaomi Mi 9

 

Xiaomi Mi Mix 2Sは過去数ヶ月の筆者のメインカメラです。 OISを除いて全てはXiaomi Mi 9は適切に改善されている。 One Plus 5TやXiaomi Mi Mix 2Sの2つを使っている時期はありましたがXiaomi Mi 9はそれらより早く、素晴らしい品質、超ワイドレンズです。

Xiaomi Mi 9のカメラについて本当に気に入っているのは後で空を処理できることです。 空を明るく見え、雲を際立たせることが出来ます。 Xiaomi Mi 9は一般的に明るい空を非常に上手く処理し、写真はパンチの効いた彩度の高い画像となりますが、彩度が高すぎません。

 

暗い環境でのXiaomi Mi 9

 

Xiaomi Mi 9の暗所撮影はムラがありますが、それほど酷いわけではありません。 不安定な手では必然的にシャッタースピードが遅いために写真の品質が下がります。 OISの欠如によりさらにパフォーマンスが悪化します。 Xiaomiのナイトモードでも同じ欠点があり、写真はぼやける可能性があります。 OISが夜間にこのデバイスのカメラを大幅に強化してくれる可能性があるのを考えると悲しい気持ちになります。 それでもXiaomi Mi 9は優れた暗所撮影が可能です。

 

ビデオ撮影パフォーマンス

Xまずすべての場面で言えることはXiaomi Mi 9のオーディオ録音品質についてです。 オーディオ自体は問題なく録音されますが、ビットレートが低いです。 途方もなく低い96kbpsのオーディオでXiaomiが十分だと思っているのがおかしいのです。 1080p/60fpsビデオでは役20MB/sでエンコードされ、4K/60fpsビデオでは約42MB/sのビットレートを使います。 サムスンGalaxy S10+は78Mbpsの4K/60fpsを使うので亜対照的にビットレートは低いですが、オーディオのビットレートの低さが最も問題です。 スマートフォンのマイクの性能が低いことを理解していても、Xiaomiのスマホであれば制限以上の品質のオーディオが聞けるはずだからです。 ウルトラワイド、望遠モードで撮影することも出来ますが、録画を停止せずに切り替えることは出来ません。

//www.youtube.com/watch?v=smP0eRSMXKU

//www.youtube.com/watch?v=aH9k1h6CIOc

 

Xiaomi Mi 9のパフォーマンス

Qualcomm Snaopdragon 855を搭載しているので、我々はXiaomi Mi 9が市場で最も最速のスマートフォンの1つであることを期待しました。 そしてそれは達成されています。 Xiaomi Mi 9のパフォーマンスは日常のアプリ、ゲーム、エミュレーションで最高レベルです。 アプリのスピードはUFS 2.1ストレージのおかげです。 Xiaomi Mi 9はパフォーマンスは問題なく、Galaxy S10シリーズよりも低価格ですが十分に優れています。 ゲームをより快適にしたい人や、スマートフォンで集中的に利用する人は購入すべきです。 また突然の再起動などの不具合も見られず安定した動作を見せていました。

 

結論

Xiaomi Mi 9はXiaomiが競合他社から恐れられるべき企業であることを今一度照明しています。 Xiaomi Mi 9はXiaomiの典型的なフラッグシップの価格から半額で十分に検討すべき性能であることを照明しました。 One Plusのライバルがいるとすれば間違いなくこれです。 優れた性能、高速充電、まともなソフトウェア、すべてが揃ってます。 Xiaomi Mi 9は優れた性能のデバイスの1つですが、最高のスマートフォンではないかも知れません。 いくつかの問題がありますが、これは価格を考えれば僅かな代償です。 空いたお金で多くのアクセサリーや他のデバイスを買うことが出来ることを意味します。 私が感じる唯一の欠点はカメラで、ソフトウェアが解決してくれることを望みます。

 

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元記事:

//www.xda-developers.com/xiaomi-mi-9-review/
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