今月にも東京証券取引所に上場を申請したLINE社。
秋ごろには上場される予定で、時価総額は1兆円を超えるといわれています。
そんなLINEですが、詐欺に使われることも多くついに警視庁も捜査を開始しました。
手口は至ってシンプル
LINE乗っ取りというのはWebManeyやiTunesカード、GooglePlayなどの
インターネット通貨をコンビニで買って送ってくれというもの。
これを友人のアカウントをハックして友人から送られるというものだった。
→LINE乗っ取り、友だち装い電子マネーを送るよう指示をする
LINEのパスワードについて
新規パスワード発行はメールアドレスさえあれば簡単に行えます。
LINEに乗っ取られた時メールアドレスさえあればだれでも新規パスワードを
設定することができる状態だといいます。
被害にあったAさんの場合
BizJournalさんの記事を簡単にまとめてみました。
・AさんはWebmaneyのLINEがきてると友人から聞き
すぐにアカウント停止を申請したがLINEはなかなか対応しなかった。
・逆にパスワード設定がカンタンなものだったAさんを責められた
・300人にこのメッセージが送られ3人が被害にあった
・Aさんが警察に通報したものの被害者ではないため警察は動けなかった
・被害者が警察に行った時のLINEの対応がありえなかった
・LINE社は「ログイン履歴はない」として逃げようとした
Aさんは今後は二度とLINEを利用しないと宣言しています。
どうしてこんなことが起こるの?
LINEのセキュリティに関してはほぼないに等しいといわれています。
一応メッセージは2012年からは暗号化されるようになりましたが
サーバが韓国にあるため、メッセージをハッキングすることは
容易だと言われています。
被害にあった場合はどうすればいいの?
もし万が一LINEで「WebManeyをコンビニで買ってきてほしい」
というふうなメッセージをもらった場合、
速やかにブロックしましょう。
このようなことをやっている業者はなぜか中国からのものらしく、
中国語の禁止ワードをいれると
メッセージがこなくなったという人もいるようです。
被害はかなり深刻
2014年7月27日現在LINE乗っ取りによる被害総額は
東京だけで100人、650万円だといわれています。
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みなさんも絶対に被害に合わないように気をつけましょう!