今世界中で話題を呼んでいるライフラインシリーズ3作目、クリアしましたのでレビューしたいと思います。
私はシリーズ初プレイだったのですが、シンプルながらも引き込まれるテキストでなかなか良作ではないかと思いました。
一体何者なのか
雪と氷で覆われた不毛の地で目覚めた主人公。 自分が誰なのか、そしてなぜこんな場所にいるのかも分からない状況。 唯一の手がかりは持っていた通信デバイスでたまたま繋がったあなただけ・・・
過酷な状況で定期的に連絡してくる謎の主人公「V.アダムズ」と連絡取りながら彼の運命を導こう。
決断が迫られる
ゲームでは随所で決断が迫られます。 建物に向かうべきか、それとも橋に行くべきかなど主人公にとって重要な決断はかならず相談してきます。 どうでもいい雑談もありますが、中には彼の静止を分ける物も・・・
ネタバレなしレビュー
すごくシンプルなテキスト主体、というかテキストしかないゲームでアドベンチャーゲームにしてもシンプルすぎる内容でプログラミング初心者でも類似アプリを作るのはそう難しくなさそうなのですがテキストの良さと一工夫されたシステムが臨場感を高めます。
例えばあそこに建物の中に入ったときに「机を調べてみて」「パソコンを調べて」のような2択があったとします。 そこで後者「パソコンを調べて」を選ぶと「少し調べてみるから待っててくれ、後で連絡する」のような話になりリアル時間で数分間待たされたりします。
しばらくすると「LINE」や「メール」のようにV.アダムズからプッシュ通知で連絡が来るので、再び話が再開する・・・という流れ。
さらに便利なのがゲームはスマホだけにとどまらずApple WatchやAndroid Wearにも対応していると言うこと。
通知を開くとスマホ同様テキストが流れ選択肢を選ぶことが出来るのでちょっとした電車の待ち時間などでウォッチで遊ぶのにも向いてます。
テキストの方も上手く出来ており、海外ゲームですが翻訳がかなり丁寧なので日本のゲームと言われても間違えてしまうかも知れません。 初めはただの他人で連絡するのもちょっと煩わしいなと思いながら答えていたプレイヤーも、物語が進むにつれて彼の人間性が分かってくるので思わず応援したくなってきます。
アプリのダウンロード
3 Minute Games, LLC
ジャンル: ゲーム - ロールプレイング
リリース日: 2016-05-25
価格: 0円
posted with sticky on 2017.1.12
東京新聞出版局
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