最近はソフトバンクの「ウルトラギガモンスター+」やauの「NetflixプランMax」といった各社データ通信量を気にせず使いサービスになるサービスが登場し、人気を集めていますが、総務省はこのサービスの問題点を指摘し、見直しを求める要請を出しています。
ゼロレーティングサービスについて
ゼロレーティングサービスは、指定のSNSサービスや動画サービスのデータ通信量をカウントしないサービスのことです。
例えば、ソフトバンクのウルトラギガモンスター+ではYouTubeやTwitter、Instagram、Amazonプライムビデオなどのサービスは使い放題になります。
コンテンツの競争が出来なくなる
インターネットは、「ネットワークの中立性」が非常に重要になります。 しかし、ゼロレーティングサービスでは、特定のコンテンツのみ使い放題になるため、圧倒的にこれらのサービスが有利になります。
例えば、新しいソーシャルネットワークサービスが登場しても、既存のサービスがゼロレーティングサービスのためサービスが良くても新しいサービスが人気が出なくなる可能性もあります。
禁止ではなく、公平なサービス提供を
有識者会議では、通信設備への投資強化、ゼロレーティングサービスの内容を明確にするなど様々な指針を通信業者に要請していくようです。
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総務省|ネットワーク中立性に関する研究会|ネットワーク中立性に関する研究会
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