携帯キャリア、SIMフリー化プロジェクトが始まるようです。

総務省は携帯電話端末を他社回線で使えないようにしている「SIMロック」と呼ばれる制限を

解除させる方針を固めたと時事通信などの報道で伝えられています。

 

年内にも具体案が固まるとされており、これが実現すれば

ケータイ電話業界が大幅に変わると見られています。

 

SIMロック解除に総務省が力を注いてる！？

現在日本で販売されている携帯電話はほぼ間違いなくSIMロック端末。

しかし総務省はこのSIMロックがユーザーの不利益になっている

として改善を求めています。

 

早ければ来年の春には完全SIMフリーとなる可能性が出てきました。

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そもそもSIMロックとは？

SIMロックとはケータイ電話を固定のキャリアでしか使えなくする制限のこと。

たとえばauで買ったケータイはauでしか使えないですし、Docomoで買ったケータイは

原則docomoでしか使うことができません。

 

しかしこのSIMロックというものが解除され、SIMフリー状態になると

docomoで買ったものであってもSoftbankで使用することができるようになる

などのメリットが生まれます。

 

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SIMフリーのメリット

キャリアを変えても前のケータイが使えるということ。

これってとっても便利だと思いませんか？

その他MVNOなどの格安SIMの扱いがもっと便利になるので

さらに普及するものと思われます。

 

SIMロック解除のデメリット

SIMロックを解除することで、ケータイ会社はキャリアに依存する端末を

出せなくなるため、端末そのものの料金引き上げなどを

せざる得ない状況になると思われています。

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解除されてもauは使えない！？

もしも完全解除されたとしても周波数の問題が残ります。

日本ではauのみCDMAと呼ばれる通信網を使用しており、

この通信規格は他のキャリアと互換性がありません。

 

そのためもしSIMロックを解除しても、Docomo、Softbank間の

機種は自由に行き来できるようになりますが、

auは仕様が違うため実質的に変わらない可能性もあります。