NTTドコモはスマートフォン向け放送サービス、
NOTTVを2016年6月30日にサービス終了すると発表しました。
地上アナログ放送の電波を利用
NOTTVとは2011年に地上アナログテレビ放送が停波した際、
VHF-Highバンドの空き領域を利用して行われる
スマートフォン向けテレビ放送でした。
視聴料金は月額400円ほどとなっており、
ドコモの一部の端末で利用することが出来た。
はじめは無料チャンネルと有料チャンネルがあったが、
2015年からBS/CSで放送されている有料チャンネルのみに変更。
そして2016年6月30日にサービス終了となった。
放送品質
リアルタイム放送は720x480 30fps、
タイムシフト放送は1280x720 だった。
ワンセグの10倍高品質と宣伝されていました。
サービス開始前から誰もいらないサービスだった
地上アナログ放送の電波を使って、
新しいテレビ放送を行うというものでしたが、
NOTTVのコンテンツ自体、テレビ放送の低予算版のような
チープなものばかりであまりみたいと思えないものが多かったのと、
やはり”ドコモの一部端末”しか対応しておらず
どう考えても普及させる気が殆どなかった点でしょう。
さらに日本でもHuluやNetflix、
さらにドコモ内でもdビデオがサービス開始し、
ネットストリーミング映像の時代が到来。
面倒で見づらいだけのNOTTVはどんどん利用者が減っていった様子。
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/11/27_00.html
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余ったバンドをキャリア回線に利用するとかできなかったんでしょうか・・・。
テレビ放送の時代ではないというのは当時から言われてましたし、
もうちょっといい使い方を考えて欲しかったですね。