iOS13.5が待望の脱獄可能になりました。13.5は数年ぶりの0デイエクスプロイトで簡単に脱獄することが出来ます。iOSの歴史は脱獄の歴史といっても良いほど脱獄と共に進化してきたiOSですが、現在ではJailbreakしなくとも昔は定番だった脱獄機能は一通り公式で実装されており、Jailbreakする必要があるかないかわからないかもしれません。人によってはJailbreakする必要もないと考えている人も多いと思いますが、今回は私がJailbreakする理由をまとめてみました。
iOS13を脱獄すべき理由
アプリをロックすることができる
アップルはiOSが世界で最もOSと主張していますが、実際には大手他社スマートフォンOSにくらべていくつかの機能が欠けています。セキュリティを重視しているとアピールしているアップルには、アプリ毎のセキュリティ機能がありません。
CydiaでBioProtect XS(2.99ドル)を購入すれば、アプリ毎に生体認証でロックすることが出来ます。PINコードは不要なので気軽に使うことが出来ます。
これを使うことで、あまり他の人に見せたくないアプリ、フォルダ、システム設定、SIMロックの設定などをロックすることが出来ます。
通話録音
iOSとiPhoneの最も目立った欠点の1つは通話を録音出来ないことです。一部の地域では通話の録音は違法になりますが、Call Recorder X(2.99ドル)で通話録音が可能になります。さらに普通の通話だけでなくSkypeやFaceTimeなどのアプリでも録音出来ます。
デフォルトアプリの変更
iPhoneの制限の1つにデフォルトアプリの制限があります。Appleの作ったアプリはシンプルで使いやすいという利点はありますが、細かな機能がなかったり人によっては不満を持つことになります。そこでサードパーティのアプリに切り替えることにしますが、デフォルトアプリとして使うことが出来ないので標準アプリが自動で起動するため完全に切り替えることは出来ません。
脱獄をすればこの不満を直すことが出来ます。Apple MusicやAppleマップ、メールを使うことなく他のアプリに切り替えることが出来ます。
テーマ
多くの人がiOSはiPhoneを脱獄する主な理由にテーマがあります。好きなフォントやアイコンなどにUIを切り替えることができます。iOS変わらないデザインも好きな方も多いですが、新鮮なデザインを求めている場合、Jailbreakは十分な理由になります。
ファイル
AppleはiOS11でファイルアプリを導入し、iOS12、iOS13でさらに改善を重ねています。にもかかわらず脱獄を経験した人から言わせれば、アップルのファイル管理はまだ苦痛です。ファイルマネージャーはアプリとして機能しており、iPhoneでは制限が非常に多いです。Filzaファイルマネージャーを使えばより深いファイルにアクセスすることが出来、ファイルをより効率的に扱うことが出来ます。
Activator
iOS 13でもActivatorに相当する機能はまだありません。Activatorは便利なショートカットを追加出来るというTweakです。例えば、ボリュームボタンを3回押すとカメラアプリを起動する、3本指のピンチなどのジェスチャーに応じてカスタムアクションを割り当てることが出来ます。
脱獄すべき?しないべき?
自分的にはファイル管理に不満があるのでJailbreakはほぼ必須な気もしますが、もちろん普通のiOS13でもそれほど問題なく使えていました。カスタマイズすることが好きであればやはりJailbreakは楽しいので、おすすめです。
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