XiaomiのサブブランドであるRedmiから発売されているフラッグシップスマートフォンRedmi K20 Pro。 Redmiといえば、もともと格安スマートフォンのためのブランドとされていましたが、初のフラッグシップスマートフォンを2019年夏に発売しました。
そんなRedmi K20 Proを実際に購入し、色々試してみたのでレビューしていきたいと思います。
Redmi K20 Proのスペック
ディスプレイ | 6.39インチ Super AMOLED/画面占有率 91.9% Gorilla Glass 6 2340x1080 FHD+ |
SoC | Snapdragon 855/Kryo 485/Adreno 640 |
RAM | 6GB/8GB |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB |
メインカメラ | 4800万画素+1300万画素(超広角)+800万画素(望遠) |
サブカメラ | 2000万画素 電動ポップアップカメラ |
バッテリー | 4000mAh USB-C充電 |
SIMスロット | Nano SIM 2枚 |
ネットワーク | docomo:△ ソフトバンク:◎ au:× |
重量 | 191g |
iOSとAndroidのいいとこどり+アルファなMIUI
Xiaomi端末と同様にRedmi K20 Pro(Xiaomi Mi 9T Pro)でも基本OSとしてAndroidのフォークOS、MIUIを採用しています。
MIUIはAndroidベースでありながらも、iOSのようなアプリ一覧をベースとしたホーム画面が特徴とされており、iPhoneに近い感覚で使えるAndroid OSです。
また、アプリをまとめて移動させる機能やゲームブースト機能など、Xiaomi独自の様々な機能が搭載されており、単なるクローンにとどまらない画期的な機能が搭載されています。
かなり使えるK20 Proのカメラ
Redmi K20 Proのカメラはトリプルカメラ。 iPhone 11 Proのように超広角カメラ、望遠カメラを備えており、あらゆるシーンで利用することができます。
4800万画素で拡大してもくっきり。
Redmi K20 Proは4800万画素のカメラを搭載。 その解像度は8000x6000というビッグサイズとなります。 これは通常のカメラモードではなく、48MPモードで撮影する必要がありますが、遠景を拡大してもきれいなまま撮影できる便利機能となっています。
場合によってはズームカメラを使うよりも綺麗に撮影できるかもしれません。
超広角カメラも搭載
iPhone 11 でも話題になった超広角カメラ。 立ち位置をかえずに、より広い範囲を撮影できます。 集合写真や、広大な風景を撮影するときに非常に便利な機能です。
スーパースローカメラも!
業務用レベルの960fpsスーパースロー撮影に対応! だから1080p/960fpsで細かな動きも撮影できます。
楽しい仕掛け!ポップアップカメラ
セルフィーカメラはポップアップ式。 カメラアプリでカメラ切り替えを選ぶと、ポップアップカメラが電動で飛び出します。 気になる耐久性ですが、テストでは30万回もの開閉テストをクリアしているほか、万が一スマホを落としたりする動きを検出すると自動でカメラが閉まる仕組みも用意されています。
AI補正&美顔化もOK
Xiaomiはカメラアプリにも力をいれており、カメラアプリを使ってリアルタイムAI補正&美顔補正が可能。 顔をちょっと小さく、鼻の大きさや目の大きさを調整など様々なオプションを選ぶことですっぴんでも化粧しているような写真を撮ることも可能です。
2019年フラッグシップ性能
K20 ProはSnapdragon 855を搭載。 これはGoogle Pixel 4やSamsung Galaxy S10などと同じ2019年のフラッグシッププロセッサです。 なのでたった3万円台~のスマートフォンで、10万円級の性能を手に入れることができます。
ターボモード搭載でゲームが快適に
Redmi K20 ProはゲーミングスマートフォンBlackshark譲りのパフォーマンスモードを搭載。 タップ応答速度高速化、コントラストアップなどアプリごとに細かく調整することが可能です。 スマートフォンでゲーミングを楽しみたい人にとっては十分な機種といえるでしょう。
総合評価
Redmi K20 Pro、この価格でこの性能は素直に驚きです。 カメラ性能やゲーム性能などあらゆる面で業界最高峰のものとなっており、スペックは欲しいけど高い機種は無理!という欲張りな人のための端末といえます。
Redmi K20 ProとRedmi K20(Xiaomi Mi 9TとXiaomi Mi 9T Pro)について
この端末について
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