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ASUS、スマホ事業を諦めない。

昨今のスマートフォン業界は競争が激しく、一部の企業は競合に対処することが困難であると判断し撤退を決めています。 日本の多くのメーカーがスマートフォンからの撤退または売却を決めたのと同じように、Asusもまたスマートフォン市場で苦しんでいるメーカーです。

Asusは昨年12月にスマートフォン事業のグループ利益が大きく下がったと発表しました。 これをうけてAsusは大きな事業再編を発表し、約2億ドルの損失を出しています。

スマホを諦めない、突破の鍵はゲーミング

そういった背景がある中で、数日前の株主総会にて、ASUSのShin Chongxin会長は携帯電話事業について語り、スマートフォン事業を諦めないことを主張しました。 「ASUSはイージードア(スマホを放棄すること)を使わない。 この方法は一見魅力的ですが、長期的な開発努力は不安なものになります」

ASUSの現在の選択では、様々な製品の継続的な研究開発は難しいため、選択を絞ると話しています。 ASUSのスマートフォンは現在ゲーミングに焦点を置いており、eSportsユーザーをターゲットにあわせています。 昨年ASUSはROG Phoneを発売し、今年は第2世代のROG Phoneを発売する予定です。

Tencent Gamesとの提携

また最新ニュースではASUSはTencent Gamesと提携し、正式にROGゲーマーと中国でのスマートフォンゲームに関する協力を行うことを発表しました。 これによりハードウェア上のゲームへの最適化に加えて、ソフトウェア側からも最適化が行われゲームがより良い体験になります。

さらに詳しく

Tencentは世界最大のゲーム会社。 世界最大のPCゲーム、リーグオブレジェンズやフォートナイトやアンリアルエンジン、クラッシュオブクランなどの多くの有名タイトルの開発会社の親会社です。

ROG Gaming Phone 2は熟練したゲーマーの要求を満たすために最大120Hzの画面リフレッシュレートをサポートした中国内で最初のスマートフォンとなります。

Shi Chongxin: Asus will not give up on its smartphone business - Gizchina.com
Shi Chongxin: Asus will not give up on its smartphone business - Gizchina.com

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