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オーストラリア、暗号化が違法に? プライバシーは政府に監視されるべき?

オーストラリアで反暗号化法が可決され、アップル、Google、そしてマイクロソフトなどのIT企業がこの法に対して避難しています。

 

反暗号化法とは?

「日本語で暗号化解除を要求するランサムウェア(ウィルス)日本語で暗号化解除を要求するランサムウェア(ウィルス)」のフリー写真素材を拡大

反暗号化法とは、オーストラリア政府が通告すれば、企業やWebサイト運営者は暗号化を解く、または政府が暗号化を回避できる抜け道(バックドア)を設置するように要請できる法律です。

 

問題点

今回の法律に対して、多くの企業は「適用範囲が広すぎる、今回の政府組織に対する独立した監視が十分ではないためプライバシーや人権、そしてセキュリティが傷つけられる」としています。

 

個人のプライバシーはどこまでのもの?

「マイナンバーを気にするうさ耳男子マイナンバーを気にするうさ耳男子」[モデル:大川竜弥]のフリー写真素材を拡大

近年情報のデジタル化に伴い、プライバシーに関しては驚くほど脅かされる存在になりました。

「私は犯罪者じゃないから情報を見られても大丈夫」と言う意見の方もいますが、あなたの個人的な写真や位置情報をあなたの知らない誰かに監視されることは本当に問題ないことなのでしょうか。(個人的に自分の体型をダイエット目的で記録してる人などもすべて筒抜けになります)

海外では今年はFacebookやGoogleの監視問題が非常に問題になった1年でしたが日本でも人気のサービスなのにも関わらず国内では殆ど話題になりませんでした。

今一度プライバシー意識を持ち直すべき時が来ているかも知れません。

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