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「ライブ・ア・ヒーロー」感想・レビュー!新しいヒーローRPG。

ライフワンダーズが送る新作アプリゲーム「ライブ・ア・ヒーロー」、さっそく体験してみたので感想とか書いていきたい。

 

基本はシンプルなターン制コマンドRPG

本作はキャラクターの行動を選んで戦うターン制RPGを採用。前作「放課後サモナーズ」のような複雑なルールではないため、だれもが楽しみやすいルールになった。本作のユニークな点としていわゆるMP的な要素として視聴者(ビュワー)があり、パーティ全員でその数字を共有しているということ。そのためただ強い技を打てばいいのではなく、すぐに強い技を繰り出すか、それともポイントを後に残してほかのキャラクターに譲るかという駆け引きが楽しむことができる。

開発元がもともとPC向けアダルトゲームを手掛けていたこともあるため、ダメージを受けると衣服が破れるシステムも搭載。美少女の衣服が破れるゲームは数あれど、屈強な男たちの衣服が破れるゲームはそうそうないのではないだろうか。

 

魅力的なキャラクターあふれるストーリー

ライフワンダーズといえば、シナリオにも定評がある。中世ファンタジー世界の「F彼」、架空の現代学園ものの「放課後サモナーズ」、そして近未来ヒーローものの「ライブ・あ・ヒーロー」と異なる設定の作品となっているが、どの作品もあらゆるプレイヤーに配慮された絶妙なシナリオを用意しており、ファンからの評判もいいがある。

ライブ・ア・ヒーローでも記憶を失った主人公が主役となっており、幼馴染のアカシとヒーロー事務所の仲間たちとの物語を楽しむことができる。今のところメインクエストはわずか13エピソードしかなく、幼馴染キャラクターのアカシのシナリオしかないが、それでも放サモを彷彿とさせる魅力的なキャラクター描写を確認することができた。今後アップデートでシナリオが追加されるにつれて、この作品の世界観やより多くのキャラクターの掘り下げが行われることが期待される。

 

放置OK、前作よりシステム面がパワーアップ

シナリオ良し、キャラ良しで一定の人気を維持している「東京放課後サモナーズ」だがゲームシステムについては、多くのプレイヤーから不満の声が上がっていた。買い切りゲーム「F彼」のようにワールドマップでシナリオをセレクトする方法は、イベントが点在するソーシャルゲームとのかみ合わせが悪く、メインシナリオがどこで遊べるのかもわかりづらい。オートモードなどの便利機能がないのに周回クエストはやたらと長い、テキストを読むのがメインなのに文章のオート送りなどもないなどシステム面の問題を挙げればきりがない。

本作では最新のアプリということもあり、こういった問題がほぼすべて解決されている。まずシナリオは「イベント」と「メインクエスト」、「周回クエスト」に分かれ、非常にわかりやすくなった。また戦闘はほぼ通常攻撃連打なもののオート戦闘モードが実装され、シナリオでも文章のオート送りが可能となった。放サモのように一つ画面が変わるたびにロード画面が表示されるといったこともない。

また成長要素についてもわかりやすくなった。前作では属性ごとに様々な素材が要求されていたが、本作では種類がかなり減っており育成がわかりやすくなった。またプレイしていない間も仕事をさせることができ、その間に経験値を獲得したり素材やお金を集めさせておくことも可能になった。

 

今後に期待したい一本

今の時点ではあまりにも実装が少なく、無課金ではシナリオをすべてクリアしてもサービス開始報酬を合わせても10連ガチャを1回しか回せないという状況であり、ソーシャルゲームのだいご味であるキャラクターをたくさん集めて成長させ、イベントごとのパーティを考えるといったことはまだできない状態である。とはいえ、本作に登場する魅力的なヒーローキャラクターたち、まだまだ謎の多いヴィランたち、そしてこの世界観の謎を含めて今後が気になる一本となっている。

開発の遅い放サモメインストーリーと合わせて開発していくのは難しいとは思うが、もしあなたが筋肉質な男キャラクターや獣人に興味があれば間違いなくお勧めできる。女性キャラクターは多数実装はされているが、メインストーリーの中心は男キャラクターが中心なので、女性キャラクター目当てであれば他のアプリをお勧めしたい。ただライフワンダーズのシナリオには一見の価値はあるため、何か惹かれる要素があればメインシナリオだけでもプレイしてみることをお勧めしたい。

 

 

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