iPhoneといえば結構いいお値段しますよね。最新の機種なら10万円~20万円、少し古い機種でも6万円以上の価格で取引されています。そんなiPhoneが1円またはそれに近い低価格で販売されているのを見かけたかたもいるかもしれません。今回はそのからくりをご紹介します。
1円で落札できることはまずない
まず、1円で落札できることはほぼありません。よほど妙な製品や説明文でない限り大抵価格がつり上がって相場まで値段が上がります。
では何故販売者は1円で値段をつけるかというと、1円スタートで始まった商品はもちろん安いのでアクセス数が多く、注目され安くなるからです。多くの人がその商品に注文すると言うことはたくさん入札が入り、たくさんの人がブックマークして動向をチェックするため、最終的には初めから相場に近い価格をつけるよりも高くなることも少なくありません。
ある程度入札した人からすれば、「どうしてもこれを手に入れたい」という気持ちも高まってきているため、時間が迫ってくると自分の思っていた金額よりも高値で買っていたということもあります。
ペニオク系に要注意
これとは別の問題で、1000円で買いました!などと芸能人がよく投稿していたペニオクというオークションの仕組みもあります。これは1円スタートなどの安価な商品に対して、1円スタートなどの安価な商品に入札毎に入札手数料を払って購入する仕組みで、結果的に普通に買うよりも高く商品を買うことになる可能性が高いというサービスでした。既に多くの場所が閉鎖に追い込まれていますが、似たようなサービスが生まれる可能性もあるのでご注意ください。
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