Appleはユーザーにアップデート通知を表示する方法を変更しました。今回の更新では、Appleがユーザーが更新通知を無視することを困難にするという仕組みが用意されています。
従来の仕組み
以前のバージョンのMacOSでは更新を簡単に無視できました。システム環境設定のソフトウェアでアップグレードメニューの横にアップグレードボタンがあり、そこでアップグレードを行うことが出来ました。ヘビーユーザーであれば、ターミナルから「softwareupdate –ignore“ macOS Catalina”」と入力して更新を無視することが出来ます。
アップデートで仕様変更
今回のアップデートでは以下の変更が含まれます。
- -ignoreフラグを指定してsoftwareupdate(8)コマンドを使用しても、macOSの主要な新しいリリースが非表示にならない
- この変更は、セキュリティアップデート2020-003をインストールした後のmacOS MojaveおよびmacOS High Sierraにも影響します。
またターミナルで上記の更新無効設定を入力した場合は、以下のメッセージが表示されます。
個々の更新を無視する機能は、macOSの将来のリリースで削除される予定です。
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What's new in the updates for macOS Catalina - Apple Support
Learn about the updates that Apple has released for macOS Catalina.
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