
トランプ政権の高官達は、近年チャットアプリなどで利用されているエンドツーエンド暗号化の使用禁止を法整備化するべきかどうか議論しているとPoliticoが報道しています。
政府を悩ませる高度な暗号化
今回問題となっているのはエンドツーエンド暗号化機能と呼ばれるもので、エンドツーエンド暗号化はメッセージ送信者とメッセージの受信者でしか内容が読めないように暗号化されて送受信されます。
SkypeやFacebook、LINEやAppleなどの多くのチャットアプリはこの暗号化を採用しており、ユーザーのプライバシー保護を優先しています。
しかし高度な暗号化は犯罪の温床になっているとも言われており、政府機関はこのエンドツーエンド暗号化を禁止するべきではないかという話になってしまったようです。
プライバシーはどこまで守られるべき?
アメリカ合衆国司法省と連邦捜査局は犯罪者とテロリストの逮捕を最優先にするべきだと考えており、エンドツーエンド暗号化の禁止及び弱体化に賛同しています。
一方でテクノロジー企業などはエンドツーエンド暗号化へのバックドアの設置を反対しています。
生活にインターネットが切り離せなくなった現代だからこそ、オンラインでのプライバシーは守られるべきだと思うのですが、悪用を防ぐためにどのような仕組みが用意されるのか気になるところではあります。
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https://www.politico.com/story/2019/06/27/trump-officials-weigh-encryption-crackdown-1385306
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