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現代の日常の一部となっているシーンですが、Facebookの個人情報の取り扱いには注意が必要です。
Facebookの個人情報流出についてを今回はご紹介します。
集めた個人情報をデータ分析会社に売却してた
Facebookはデータ分析コンサル企業Cambridge Analytica(CA)とその親会社などに対してデータを渡していたとのこと。
Cambridge Analyticaはインターネットから収集した個人情報を使い、SNSに巧みな心理をつくターゲティング広告を行い、イギリスのEU離脱の国民投票を離脱へと導いたり、米国大統領選挙ではトランプ側の広報を行い、予想を覆す結果に導いた実績がある広告会社です。 しかしデータの入手経路などは公開されておらず、不自然だと指摘する声もありました。
3月17日にNew York TimesはCAが心理学者コーガン博士が開発したFaceBookの個人データ分析ツールを使ってFacebookの結んでいた規定通りに破棄せずに保有していたとのこと。 このデータはユーザーやユーザーの友人の個人情報で、CAは他のデータと照らし合わせることで、マーケティングに使える有利なデータを扱っていました。
電話番号とメールアドレスによる検索も廃止へ
Facebookはこれを受けて、メールアドレスや電話番号による検索を廃止しました。
今まではアドレスや電話番号からFacebookで検索することでプロフィールを検索することが出来たのですが、例えばサイトに登録しているアカウントを管理している人はあなたがどんな人なのかFacebookで調べることが出来、21億人の情報が悪用される可能性がありました。
海外ではFacebookアカウント削除ブームに
海外ではこの問題を受けてFacebookの使用中止を呼びかける運動、#DeleteFacebookキャンペーンが行われています。 TeslaのCE、イーロンマスク氏はなんとTeslaやSpaceXのFacebookページや個人用アカウントもすべて削除しました。 またFacebookで患者データを共有する病院や医療機関との提携も今回の情報不正利用をうけて中止となってしまいました。
ソース:
https://japanese.engadget.com/2018/04/05/facebook-8700/
https://9to5mac.com/2018/04/06/mark-zuckerberg-private-messages-deleted/
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