数年前まで世界の携帯電話シェアナンバー1だったフィンランドのNOKIAがAppleを特許侵害で訴えていますが、かなり多くのことに対して訴えていることが分かりました。
携帯電話の基本部分から応用部分まで殆どが特許侵害
NOKIAはiPhone6sに採用されているQualcommのRF部品がNOKIAの特許侵害であるとしているほか、携帯電話通話に関する特許やSiriの音声認識、カメラ部分の特許、iPhoneのデザイン、iPhoneを探すなど複数の部分で特許侵害であるとしています。 元々かなりシェアがありほとんど携帯電話の元祖的なポジションを持っていたメーカーだけに携帯電話に関する特許はかなり多いようです。
アップルは過度なライセンス料を得ようとしていると抗議
アップルはNOKIAが特許料を過度にとろうとしているとして抗議を申し入れているほか、Appleが持っている特許で反撃する構えとのこと。
NOKIAの携帯電話部門は数年前にマイクロソフトに売却されましたが現在は中国メーカーにライセンスされています。
実は昔から戦ってた?
2013年のLumia 1020のコマーシャルではズーム出来ないiPhoneを皮肉ったコマーシャルを公開、今でこそiPhone7 Plusのデュアルレンズでズームできるようになりましたが、2年ほど前にNokiaのカメラエンジニアがアップルに移籍したおかげかもしれません。
Lumia925のコマーシャルではiPhoneのフラッシュで撮るとゾンビみたいになる!というコマーシャルを公開。
2014以降はSiri vs CortanaシリーズでiPhoneとWindowsPhoneを比較するコマーシャルシリーズが米国で放送されています。
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LumiaもiPhoneも好きな私としては複雑な気持ちですが穏便に解決して欲しいところですね。