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「共謀罪」「マイナンバー」…監視社会の未来に備えたプライバシーの守り方。

いよいよ共謀罪実現がほぼ確定し、日本の監視社会実現にまた一歩近づきました。

いかにプライバシーを守るのか、自分の身を守る方法を考えるときがきたかもしれません。

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※画像はWeekndのミュージックビデオより

 

日本は監視社会

 

共謀罪の危険性とは?

従来犯罪が実行されなければ検挙したり処罰出来なかったところを、相談、計画した時点で検挙、処罰出来るというもの。

基本的に一般人が巻き込まれることはないとのことですが、あなたのグループが犯罪組織だ、と認定された時点でアウトになる可能性があります。

さらに盗聴法も拡大され、今後将来的に犯罪を起こすかも知れないとされた場合警察が盗聴できるようになります。

 

1億総監視社会

日本は圧倒的な監視社会です。 プライバシーなんて殆どありません。

 

警察が怪しいと思った場合、あなたの会話は今後盗聴できます。

マンションなどの監視カメラは「外から犯罪者が入るため」ではなく「住人の生活を監視するため」のものです。

ポイントカードが複数の店で使えるのは「購入履歴や行動パターンからあなたの人物像を知るため」のものです。

インターネットの閲覧・通信履歴はすべてプロバイダに保存され、警察から要請があれば簡単に公開されます。

多くの情報はすべてマイナンバーに紐付けされ、政府が管理出来ます。

 

「容疑者=実質犯人」という狂った価値観

容疑者って犯人だと思っていませんか? ニュースで手錠かけられて警察に連行されるアレです。

厳密には彼らは犯罪者ではありません。 あくまで疑われている人で、本当に罪があるかどうかは裁判で決まります。

 

しかし日本の場合実質容疑者=犯人になってしまっています。

マスコミに報道され、一般の人にも実名で報道されるのはもちろん、その後裁判まで検察官の取り調べのため拘置所とよばれる場所で実質刑務所です。

歩き方、話し方、服装、座る姿勢などすべて決まっており、もちろんお尻の穴まで隅々と検査を受けます。

 

日本ではこの犯人でもない容疑者が受ける拘置所での扱いが劣悪で、冷暖房もほとんどなく、何日も繰り返し何時間も取り調べを受けているうちにやった覚えがなくても罪を認めて早く出たいと思うんだそうです。

 

日本はそもそも検察が強すぎる国

日本では刑事裁判になると99%以上の確立で有罪になります。

つまり刑事裁判に巻き込まれた時点でアウトだと考える方が自然なのです。

疑われたら罰せられる可能性が限りなく高いです。

 

最近痴漢冤罪が話題ですが冤罪になる可能性は痴漢に限りません。 事件現場の近くに居た、被害者があなたのことをみた覚えがある、それだけでも十分容疑者になる可能性があります。

 

ちなみに万が一裁判になったときに国が費用を負担して弁護士を付けてくれる国選弁護士という制度がありますが、ほとんど意味がありません。 彼らの報酬は事件を受け持ったときのみ支払われる物で、勝ち負けに関係なく一定です。 つまり勝てる事件であっても戦う資料を集めるだけ彼らの報酬はマイナスになります。

 

自分の身を守るための方法

それではこれからの世の中どうやって自分の身をまもれば良いのでしょうか。

 

メールやLINE、電話の代わりにTelegramを使おう

TelegramはいわゆるLINEと同じような無料通話・チャットアプリです。

しかしこのTelegramはセキュリティが非常に高く、「自分と相手との間の通信を暗号化」「一定時間でメッセージが消滅」といった高いセキュリティ機能がついています。 そのため日本のように監視社会が懸念される国で非常に人気の高いアプリとなっています。

もちろん、iOS/Mac/Android/Windowsなどで利用できます。

 

通信を完全暗号化! 記録を残さない VPNを使う

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インターネット通信の情報はサイトの履歴からいつ何のアプリを使ったのかまで様々な意味を持ちます。 そこでVPNを使った通信をおすすめします。

VPNは簡単に言うとプロバイダなどの第三者からのぞき見される可能性をなくすために暗号化して通信し、VPNのサーバを出入り口として使う方法です。

この方法だと他の人にのぞき見される可能性はありません。

 

おすすめはPureVPNとPrivate Internet Accessです。 どちらも軍事レベルAES256の暗号化に対応しており、セキュリティレベルはかなりの物です。 日本のサーバもあり通信速度はそこまで落ちません。 また両社ともログを記録しないとのこと。

→PureVPN - ソニーやP&Gなども活用する通信暗号化会社。 値段は高いですがサーバは豊富な大手。

→Private Internet Access – こちらはギズモードやWIRED、Forbesなどの大手も使う通信暗号化会社。 価格は安め。

 

ソース:

http://www.kangaerujikan.com/entry/2017/01/09/184950

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/184173

 

 

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